札幌なら絶対サピカ!SAPICAの使い方と残高確認方法を教えます♪
1.「サピカ」って?
2.サピカを利用する方法
3.サピカカードの種類は?
4.セイコーマートでサピカを利用する
5.サピカの残高確認方法
6.自販機等でサピカを利用する
7.サピカの残高確認や特徴のまとめ
「サピカ(SAPICA)」は、数ある交通系ICカードの中でも、北海道「札幌」に特化したカードです。
ポイント還元率10%の地下鉄だけでなく、セイコーマートの店舗などでも利用できることが特徴です♪
サピカの利用方法と残高確認方法、特徴について詳しくご紹介します!
1.「サピカ」って?
サピカは、札幌圏で使える交通系ICカードです。
主に地下鉄やバスなどで利用しますが、一部の店舗やセイコーマートなどのコンビニで電子マネーとして使うことも可能です。
サピカは基本的に乗車券として利用するカードなので、現金の事前チャージ、もしくはオートチャージ設定が必要になります。
代表的な特徴として、ポイント還元率の高さと使いやすさが挙げられます!
地下鉄や買い物などで利用する度にポイントを獲得出来ますが、特に地下鉄・バス・市電でサピカを利用した場合、利用金額の10%がポイント還元されます。
「SAPICAポイント」は運賃として利用する事ができます。
これは反対に言うと、いくら「SAPICAポイント」が貯まっても買い物などでは一切利用出来ないということです。
しかし、「ポイント還元率10%」という交通系電子マネーが他にあるでしょうか?
札幌で地下鉄・バス・市電を利用するなら、サピカは絶対に購入を検討したいカードです!
2.サピカを利用する方法
サピカを利用するために、まずはサピカを購入しましょう!
後から説明しますが、もしオートチャージ機能を利用するなら、事前にクレジットカードの契約を済ませておくとスムーズに手続きが行えます。
【サピカを購入する場所はどこ?】
主に地下鉄の券売機や定期券発売所、またはバス営業所や窓口となります。
サピカには定期券もあり、これは通常の券売機では扱っていないので、定期券発売所で購入する選択をするのが無難です。
【サピカが購入出来る場所の一覧】
・札幌市交通局(大通定期券発売所、北24条定期券発売所、真駒内定期券発売所など)
・ジェイアール北海道バス(バスチケットセンター手稲店、バスチケットセンター宮の沢店、バスチケットセンターアピア店など)
・じょうてつ(藻岩営業所、札幌駅前バスターミナル案内所、川沿サービスセンターなど)
・北海道中央バス(中央バス札幌ターミナル、札幌駅前バスターミナル、大谷地バスターミナルなど)
通常のサピカは、大人用も子供用も2,000円で販売されています。
初期購入費用2,000円の内、500円はデポジット(カード保証料)なので、実際に購入時からすぐに利用出来るチャージ金額は1,500円となります。
通常のサピカはプリペイド方式なので、チャージ金額が減っていくたびにチャージを繰り返すという利用方法になります。
3.サピカカードの種類は?
サピカカードの種類は、以下の4種類になります。
①・無記名SAPICA(大人用)
②・記名SAPICA(大人用)
③・記名SAPICA(こども用)
④・福祉割引SAPICA(大人用・こども用)
”無記名”と”記名”で大きく分かれますが、オートチャージ機能を利用するなら”記名”を選択しましょう。
記名式であっても、子供用のサピカではオートチャージ機能が利用できません。
【オートチャージとは何か?】
オートチャージは、地下鉄などに乗車した際に、サピカの残額が千円以下の場合、自動的にサピカに千円が入金(チャージ)される機能のことです。
オートチャージの支払いはクレジット払いとなるので、先にクレジットカードを作っておく必要があります。
4.セイコーマートでサピカを利用する
サピカは札幌市内で利用頻度が高い交通系ICカードです。
地下鉄などだけでなく、買い物でも利用できますが、一番使われる頻度が高いのはセイコーマートではないでしょうか?
そこで、サピカを電子マネーとして使うときに、覚えておきたい特徴をまとめてみました!
①・札幌市内限定のセイコーマート約300店で対応
②・チャージの最高金額は上限2万円、最低千円から
③・利用金額200円で1ポイント貯まる
④・オートチャージ未対応
⑤・ポイントで商品購入未対応、地下鉄など乗車料金のみ
⑥・金券など一部商品は利用不可能
⑦・一部商品ではポイント付かない
⑧・セイコーマートのクラブカード同時利用可能
これらのルールをまとめると、札幌以外のセイコーマートや他コンビニでは使う事が出来ず、ポイント還元率は0.5%です。
しかし、セイコーマートクラブカードとの同時利用が可能なので、組み合わせて利用することでお得に利用可能です。
5.サピカの残高確認方法
サピカの残高確認をするには、基本的には以下の方法になります。
代表的なサピカの残高確認方法をまとめてご紹介します!
①・地下鉄など券売機を利用
②・パソコンを使用(パソリ、FeliCaポートなど)
③・コンビニ(セイコーマート)や飲食店のレジ
④・自動販売機を利用
⑤・スマホにアプリインストール
⑥・その他(電話確認など)
①・地下鉄などの券売機を利用して残高確認をするのが、サピカの残高を確認する基本です!
この方法は、バスターミナルの窓口などでも利用できますし、直近20件分の残高や利用履歴を確認できます。
必要であれば印刷も可能なので、学生さんなどが両親に報告したり、会社の経費として申請する際に必要となります。
②・パソコンを利用するなら、電子マネーの読み取り専用機器を使ってみましょう!
「PaSoRi(パソリ)」、FeliCaポートを使用することでも残高確認可能です。
これらの機器は、別途購入する必要もありますが、サピカカードを装置に読み取らせる事で、手元のパソコン・スマホを使って残高確認や履歴確認ができます。
パソリなどの専用機器は2~3千円程度で購入可能なので、残高確認を自宅でしたい人、他の電子マネーカードがいくつもある人なら、購入する価値はありそうですね!
③・セイコーマートや飲食店など、サピカの対応店であれば残高確認にも対応しています。
一部では、チャージ未対応という場所もありますが、サピカで支払いが出来る場所であればレシートには残高が表示されます。
サピカを使った買い物をしなくても、残高を確認することは可能です♪
④・サピカは自動販売機にも対応しています。
商品を購入しない場合でも、自動販売機のカード読み取り部分にサピカをタッチするだけで残高が表示されます。
この方法は意外に知られていないので、覚えておくと便利です♪
⑤・スマホに専用アプリをインストールする事でも、残高確認が可能です。(ただし、Android端末限定となっています。)
代表的なのはAndroid端末専用の「SAPICA Reader」となりますが、他にも対応アプリは沢山あります。
一部では、オートチャージ機能付きサピカは読み取らないとの声もありますので、注意しましょう。
⑥・最後はその他の方法として、サピカの相談室・コールセンターなどに電話確認することでも対応可能です。
他の電子マネーカードの場合でも、コールセンターは残高確認に対応しているので、緊急時にはトライしてみても良いでしょう。
しかし、通話料が掛かりますし、受付時間は午前9時から午後20時までとなっています。(あまりオススメのサービスとは言えません。)
他にも、札幌市交通局などの各事業所でも相談は受け付けています。
サピカは札幌市内の多くのお店で対応していますが、未対応の店もあります。
セイコーマートでの利用も札幌市内のみで利用可能だと考えておきましょう。
また、セイコーマート以外の大手コンビニであっても、サピカはほとんどの場所で未対応となっています。(しかし、随時サービスは広がっています♪)
6.自販機等でサピカを利用する
札幌市内でサピカ対応の自販機と言えば、以下の自動販売機が該当します。
・「飲料」の自動販売機
・「証明写真機」
飲料自販機の場合は、マルチマネー対応自動販売機となっていますので。
サピカ以外の「楽天Edy」や「Suica」など、あらゆる電子マネーに対応しています。
まだ設置台数は少ないですが、「証明写真機」でもサピカ対応の場所が増えつつあるので、ますます便利になっています。
これらの場所でサピカを利用する方法は、商品を選択して、交通ICカードからサピカを選択、そしてサピカをカード読み取り機にタッチさせ、「ピピピ」と音がしたら完了です。
寒い時間が多い札幌で、小銭を用意したり取り出す必要がなくなるので、ぜひ使いたいサービスの一つですね♪
ただし、注意点として。サピカを自動販売機を利用する場合、現金との併用には未対応となっています。
7.サピカの残高確認や特徴のまとめ!
札幌圏で便利な交通ICカード「サピカ」について残高確認方法や特徴をご紹介しました。
「サピカ」は主に地下鉄やバスなどを利用する際に使用しますが、札幌市内ではセイコーマートでの買い物でも電子マネーとして使えます。
オートチャージ機能も備えているので、貯まったポイントで再び地下鉄などで使えるのはお得となりますね♪
一方、セイコーマート以外ではあまり使えるお店が少ないのは、ちょっとだけネックかもしれません。
しかし、ポイント還元率10%は強烈なサービスですよね!今後も注目したい電子マネーカードだと思います。