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全国利用可能?SUGOCAをバスで使う時の注意点は?チャージ方法をチェック!




全国利用可能?SUGOCAをバスで使う時の注意点は?チャージ方法をチェック!

1.SUGOCAの特徴をチェック!
2.SUGOGAをバスで利用する方法
3.鉄道では各地方のルールに準じます!
4.バスではオートチャージ機能は働きません
5.電子マネー機能も相互利用できます!
6.まとめ

SUGOCA」はJR九州が発行しているIC乗車券ですが、各私鉄やバスでも利用可能です。

SUGOCAをバスで利用する」場合の注意点をチェックしましょう!

1.「SUGOCA」の特徴をチェック!

「SUGOCA」は2009年3月1日にサービスが開始されました!

九州地方では、「SUGOCA」の登場以前から「nimoca」という名前の各私鉄、バス専用のICカードが2008年から導入されています。

また、SUGOCAの登場から6日後の2009年3月7日には福岡市交通局が「はやかけん」を発行したので、九州地方では3種類のIC乗車券が混在する状況となっています。

「nimoca」と「はやかけん」の違いは?

「nimoca」と「はやかけん」は共に九州地方でJR九州以外の乗車券として誕生していますが、「nimoca」は登場当初は福岡市営の地下鉄や関連交通機関では利用できませんでした。(「nimoca」のネットワークにそれらの交通機関が入っていませんでした。)

その穴を埋める為に登場したのが「はやかけん」ですが、これはこれで、発売されてからしばらくは福岡市営の地下鉄や関連交通機関でしか利用できず、何とも歯がゆい状態がしばらく続いていました。

3つの相互利用サービス開始は2010年からです!

そして、2010年3月13日になってようやく「SUGOCA・nimoca・はやかけん」の各IC乗車券の相互利用サービスが始まりました。今では各カードのチャージ残高は同一の扱いとして利用できるようになっています!




2.「SUGOGA」をバスで利用する方法

2010年3月13日から、SUGOCAのチャージ残高は九州地方の各バス会社の運賃支払いに利用可能です!

SUGOCAはその後も全国に利用できるエリアを拡大し続けて、2013年3月23日からは現在のように全国のIC乗車券と相互利用が可能になりました。

例えば、相互利用が可能なエリアには関東地方の「PASMO」も含まれており、SUGOCAを関東地方に持っていくと、同地方のバスの支払いに利用することができます。

現在の主なバスでの利用先は、九州地方の「nimoca」のエリアを始め、先の関東地方の「PASMO」のエリア、関西地方の「PiTaPa」のエリア、東海地方の「manaca」のエリアで利用可能となっています。

これらのエリア内では、チャージ残高さえあればバスの支払いにSUGOCAを利用することが可能です!

SUGOCAのチャージはどうしたらいいの?

SUGOCAのチャージは現金に限りますが、相互利用が可能なカードと同様に各地でチャージをすることができます。関東地方に持ってきた場合には、PASMOで乗車できるバスの車内で普通にチャージが可能です!

バス内でチャージする場合はそのバスによって多少仕様が違いますが、運転席の斜め後ろに設置されている乗車券を回収する機械でチャージをすることになります。走行中は危険なので、信号や停留所でバスが止まっている時や降車時に行いましょう。

SUGOCAは鉄道の券売機や清算機などでも行えます!

SUGOGAは元はJR九州の管轄内の乗降りの為に登場したIC乗車券です。そういった理由から、鉄道の券売機やチャージ専用機、乗り越し清算機などでも問題なくチャージができます。

JR九州のそれだけでなく、相互利用が可能な関東地方のSuica(PASMO)のエリア、関西地方のICOCA(PiTaPa)のエリア、東海地方のTOICA(manaca)のアリア、北海道地方のKITACAのエリアでも同じく各機械からのチャージが可能です。

各エリア内では、上記の各私鉄にある券売機などでもチャージが行えます。(※地域によっては一部対応していない鉄道業者もあります。)

SUGOCAをバス内での支払いに使う方法は?

SUGOCAをバスで利用する場合、乗車時にはチャージ残高の参照は行われません。バスは乗車した停留所と降車する停留所の距離ごとの運賃となっているので(一部では運行路線内が同一料金のこともあります。)

SUGOCAをバスの乗車時にタッチすると(正確には非接触型のICカードですが、便宜上、以下全てタッチと表現します。)どの停留所から乗ったという情報がまずカード内に記録されます。

降車時に再びタッチすると、乗車した停留所の情報から自動的に運賃を算出して、その分をチャージ残高から引いて清算します。この時にチャージが運賃に満たなかった場合には、その場で不足分のチャージを行ってください。

これは、鉄道の利用時でも同様です。ただし、この場合は利用エリアによってはチャージ残高が決められている分に満たないと乗車ができないので注意が必要です。




3.鉄道では各地方のルールに準じます!

SUGOCAが相互利用できるエリアやカードはここまでにご紹介しましたが、相互利用先の鉄道を利用する場合にはバスでの利用とは違い、エリアごとに多少条件が付きます。

SUGOCAの発行元である九州地方では、チャージ残高が10円以上あればそのまま自動改札機を通過して乗車が可能です。チャージ分が足りない場合は降車時に清算すれば構いません。

ですが、関東地方のSuica、PASMOのエリア内、及び北海道のKITACAのエリア内ではその駅からの最低初乗り運賃が乗車時の自動改札機で自動的に引かれるので、その分のチャージがないとまず電車に乗ることができません。

他のエリアでも、関西地方ではICOCA(JR西日本の管轄内)では1円以上、PiTaPaの相互利用としては10円以上と同じ地域でも扱いが分かれており、東海地方のTOICA、manacaのエリ内アでは共通して全くチャージがない状態でも乗車時に自動改札機を通過できます。

このように、各地域やカードごとにチャージ残高によってはまず電車に乗れないということがあるので、九州地方以外でSUGOCAを利用して鉄道に乗車する場合には気を付けてください。




4.バスではオートチャージ機能は働きません!

SUGOCAにはカード内のチャージ残高が一定未満になると、自動改札機の通過時に自動的にそのカードにチャージが行われる「オートチャージ」という機能があります。

「オートチャージ」機能を利用するには、先に「オートチャージ」を利用するための設定をしないといけませんが、オートチャージの判断となる一定の金額とその際のチャージ金額は千円~1万円の範囲で千円単位で設定することができます。

ここでチャージされた金額はオートチャージの設定時にそのSUGOCAと紐付けをしたクレジットカードでの支払いになります。

バスではオートチャージされません!

SUGOCAのオートチャージ機能は、JR九州の管轄内、または北九州モノレールの自動改札機の通過時のみ発動します。同地域内で相互利用が可能な他の2つのカード、及び全国の相互利用が可能な各カードのエリアでは行われません。

バスでは利用エリアなどに関係なく、一切オートチャージには対応していません。




5.電子マネー機能も相互利用できます!

SUGOCAのチャージ残高は鉄道やバスの運賃としてだけでなく、電子マネーとしても利用することができます!

電子マネーとしての利用対象エリアは、九州地方の「SUGOCA、nimoca、はやかけん」のマークのある自動販売機やコンビニなど以外にも、関東地方のSuicaとPASMO、関西地方のICOCA、東海地方のTOICAとmanaca、北海道地方のTOICAなどに対応しています。

関西地方の「PiTaPa」だけには対応していませんが、これは同カードが基本的にプリペイド式ではない後払い式のカードだという点から、電子マネーの扱いが異なっている為です。

SUGOCAは各エリアの店頭でチャージが行えます!

SUGOCAへのチャージは券売機や清算機、またはオートチャージがメインになりますが、一部の取扱いのあるお店では、店頭で現金を支払うとチャージが行えます。

これにも相互利用が効くので、関東地方のSuicaのチャージに対応している店頭でSUGOCAをチャージするといったことが可能となっています。

6.まとめ

SUGOCAは九州地方だけでなく、全国の各相互利用が可能なカードの代わりにバスの乗降りに利用することができます!

ただし、鉄道で利用する場合はエリアごとに多少条件が異なるので注意してください。

参照元:JR九州ICカード SUGOCA|公式サイト
参照元:nimoca|公式サイト
参照元:ICカードはやかけん|福岡市地下鉄|公式サイト