初めてのPASMO!使い方の簡単なポイントを教えます!
1.電車やバスを利用する時に
2.使い方はとても簡単!
3.電子マネーとして使えるので買い物もできる
4.オートチャージサービスで残高不足も安心
5.使うときに注意したいポイント
6.まとめ
公共交通機関は毎日の生活の中で、欠かせない移動手段ですよね!
電車にも、バスにも、地下鉄にも、便利に使えて乗り換えもスムーズ!この便利なカードが「PASMO」です。
1.電車やバスを利用する時に便利な「PASMO」!
電車やバスなどの公共交通機関を利用する時、料金を支払おうとして小銭が無くてあわててしまった。そんな経験をした方もいるかと思います。
乗り換えのたびに行先までの運賃を調べて切符を購入するという手間から、PASMOが一枚あれば解放されてしまいます。
急いでいて時間の無い時、切符を買う為の長い列に並んで時間がどんどん過ぎていく中でひたすら焦って気が気ではなかったなんて、そんな苦労はもう今や過去のものと言っても過言ではないのかもしれません。
バスネットや定期券など、発券機にいちいち並ぶ必要のない便利なICカードの種類は数多くありますが、各種類ごとの使い分けは結構面倒なものです。PASMOはそんな使い分け作業の煩わしさを解消してくれる、とても画期的な存在なのです。
PASMOさえあれば首都圏だけでなく全国100以上の交通機関で使えるので、改札にタッチするだけでスムーズに自動的に運賃が精算されて乗り換えの際もとっても楽で時間もかかりません。
2.使い方はとても簡単!
PASMOは定期入れなどに入れたままの状態で改札機などの読み取り部分にかざすだけで利用できます。
自動改札機の場合には入場する際に改札機の青く光った読み取り部分に平らにしっかりとタッチします。
読み取りが正常に完了した場合にはピッという短い電子音がします。
この時もしも正常に読み取れなかった場合には、電子音がピピピピピと連続した警告音になり、読み取り部分が赤く光って読み取りが完了していない事を知らせてくれるので、その際はもう一度PASMOをタッチしなおします。
目的地に到着して出場する際にも、同じように自動改札の読み取り画面にしっかりとPASMOをタッチします。
この時にしっかりとタッチしないと場合によっては経路や運賃が間違った計算をされてしまったり、次回利用できなくなってしまうケースもあるので注意が必要です。出場の際に正常に読み取りが完了したら、ディスプレイに料金と残額が表示されるので確認しておきましょう。
出場する駅で万一残高が不足してしまったら、駅に設置されているチャージ機か精算機を利用してPASMOにチャージすることができます。チャージ後に再び改札機にタッチして出場するようにします。
3.電子マネーとして使えるので買い物もできる
駅のコンビニなどで、ちょっと飲み物やお弁当を買ったりするときにもPASMOならお財布代わりに使用できます。
会計の際にPASMOを使って支払う旨をまずレジの人に申し出ます。その後カード読み取り部分に表示される金額を確認してから、PASMOをしっかりとかざします。
この時も電車などでの利用時と同じように定期入れなどに入れたままの状態でタッチしても大丈夫です。きちんと読み取れた場合ピピッと電子音がしたら支払いが正常に完了したという事です。
支払い後には残高が表示されるので確認できます。残高不足の場合現金と併用することもできるのですが、一部店舗では現金との併用が出来ない場合があるので、支払いの前に確認してから利用するようにしましょう。
レジでのやり取りの時間も短縮され、小銭を持ち歩かなくて済むので支払いがスムーズに短時間でできて大変便利です。自動販売機や新幹線などの車内販売での使用もできます。
さらに、コインロッカーや駐車場、駐輪場などでの使用料の支払いの際にもPASMOの利用が可能なところもあるので、さらに便利に活用できる幅が広がりました。
4.オートチャージサービスで残高不足も安心
PASMOは便利で使い易いのですが、いざ使おうとした時に残高不足になっている時にはチャージ作業が必要になります。
例えば電車を利用していて出場する駅の改札で残高不足が確認されたら、精算機やチャージ機などに戻ってチャージする必要があります。
その際にタイミングによっては長い列ができていて並ぶ必要があるときなど、せっかくPASMOを持っていることでスムーズに短時間でできるはずの電車の乗り降りに時間がかかってしまう事になります。
そんな時にはオートチャージサービス機能つきのPASMOとクレジットカードが一体になった、一体型PASMOが便利です。
これは駅の改札機にタッチするだけで自動的にチャージしてくれるサービスが受けられるもので、残高不足になってもあわてて現金を用意したり、発券機の長い列に並びなおすなどの手間が必要ない便利なサービスです。
このサービスを申し込んだ時の初期設定は残高が2000円以下になったら自動的に3000円チャージされるという内容になっています。
このオートチャージされるか、されないかを判定するための実行判定金額と、オートチャージされる実行金額の設定は1000円から10000円の間で1000円単位で自分の好きな金額に設定できます。
設定の変更にあたってはPASMOエリアの駅で手続きができます。ただしPASMOのオートチャージサービスの利用限度額は一日当たり10000円、一か月あたり50000円となっていて、この限度額を変更することはできません。
対象となるクレジットカードはパスタウンカードまたは小田急、京王、京急などをはじめとする交通事業系カードになります。
そして、オートチャージサービスには有効期限がある点と、オートチャージされた金額だけを払い戻すことはできない点には注意が必要です。
5.使うときに注意したいポイント
PASMOは読み取り機にかざすだけで支払いが出来て便利なのですが、使用する際に注意しておきたいポイントがあります。
まず、通常は定期入れなどに入れたまま利用できるのが手軽で便利なのですが、定期入れなどに入れたまま使うにあたって複数のICカードを一緒に入れないように注意が必要です。
また、記名PASMOやPASMO定期券の場合には、最終利用日から一定期間利用しなかった場合には使えなくなります。
長く使用していなかったときには利用前に駅の窓口に持ち込んで係員にカードを確認してもらい、再度使用できるようにしてもらう事が出来ます。
また、どこで使用する際にも読み取り部に正確にタッチができない状態だと読み取りができず、ピピピピという電子音で警告されます。
その際にはあわてることなくもう一度しっかりと読み取り画面にタッチすることで、ピピッと正常に読み取りができた時の音がするのを確認しましょう。
そして、首都圏のPASMOやSuicaエリアからエリア外までの利用はできないので、基本的に利用可能エリアの中で完結するように乗車するようにします。
エリア外までまたがって乗車しなければならないときにはPASMOを使って入場するのではなく、あらかじめ利用区間の切符を買い求める必要があります。
万一PASMOを紛失してしまった時には、記名PASMOやPASMO定期券の場合は再発行をすることができます。
PASMOまたはSuica取扱事業者窓口ですぐに手続きを行う必要がります。ただし、無記名PASMOの場合は残念ながら紛失時の再発行はできないので要注意です。
さらに、もしも改札を出場することなく5社線以上にまたがって乗車した場合には改札機での運賃計算ができないので、出場の際には駅の係員のいる窓口で手続きをしなければなりません。
6.まとめ
PASMOは電車などの利用の際にかざすだけで利用できて面倒な切符の購入や精算処理の必要がなく、さらに買い物にも利用できるのでお財布代わりにいつでも気軽に使える便利なICカードです。
使い方のルールを正しく理解して、より便利に快適に使いこなしてみましょう。