PiTaPaの引き落とし遅延は何度でも問題なし?決済時の注意点を教えます!
1.PiTaPaの引き落とし方法
2.PiTaPaの引き落とし日
3.PiTaPaの引き落とし口座を変更
4.PiTaPaの引き落としができない理由
5.PiTaPaの引き落とし時間
6.PiTaPaの引き落としに!クレジットカード決済
7.PiTaPaの引き落としチャージ機能
8.PiTaPaの引き落とし忘れ
9.まとめ
「PiTaPa」は、電車やバスの運賃が自動精算できるICカードです。
関西の私鉄、地下鉄、JR西日本を中心に使うことができますね♪
現在は全国のICカードと相互利用サービスが広がっているので、利用できる場所も多くなっています。
PiTaPaの加盟店は全国で4,000店舗以上があるんですよ!
PiTaPaを便利に利用するために、料金の引き落とし方法をご紹介します♪
1.PiTaPaの引き落とし方法
PiTaPaは、指定した口座からお金を引き落とすことで決済されます。
代金の引き落としは、PiTaPaの入会時に指定した金融機関の口座から、利用した分だけ後払いで精算するというシステムです。
利用代金の引き落としは、翌々月の10日に設定されています。(金融機関がお休みの場合、その翌営業日に引き落とし処理があります。)
口座の名義人(PiTaPaの契約者本人)が家族会員カードを作ることで、名義人の金融機関口座からまとめて引き落とすことができます。
家族で別々に引き落としを希望したい場合、家族会員カードを利用することはできません。
個別名義でPiTaPaに入会する必要があります。
さらに、どれだけPiTaPaを利用したのか?確認したい場合、自動券売機を利用したり、一部の駅でPiTaPaカードを提示することで利用履歴が確認できます。
また、「PiTaPa倶楽部」に会員登録することで、いつでも利用履歴を確認することが可能です!
2.PiTaPaの引き落とし日
毎月1日から末日までのPiTaPaを利用した内容が集計されて、指定した金融機関口座から引き落としが行われます。
PiTaPaを利用した料金の引き落とし日は、届いたPiTaPaカードの送付台紙に記載されています。(毎月10日が基準日となっています。)
支払い方法は「一回払い」のみで、分割払いをすることはできません。
さらに、PiTaPaカード到着後には「PiTaPa倶楽部」に会員登録することをお勧めします。
「PiTaPa倶楽部」は会員専用のインターネットサービスです。
会員はいつでもインターネット上で利用明細を確認することが可能になります。
他にも、一部の駅では、利用明細を印字できる券売機が用意されていますので、必要な時は利用してみましょう!
このように、PiTaPaは後払いシステム(ポストペイ方式)なので、チャージ不足で困ることがないサービスになっています。
3.PiTaPaの引き落とし口座を変更
引き落とし先の金融機関口座を変更したい場合、まずは所定の書面を取り寄せることになります。
残念ながら、電話やインターネット上で手続きが完結するわけではないんです・・。
そして、必要事項を記入してから郵送するという手続きが必要です。
「PiTaPa倶楽部」でも様々な会員登録情報の変更ができますが、金融機関口座の変更をすることはできません。
また、引き落とし日を変更することも出来ないので、10日までには引き落とし分の金額を金融機関口座に用意しておくように注意しましょう。
書面でのやり取りなので、口座変更が完了するまで2週間以上日数がかかる時があります。
4.PiTaPaの引き落としができない理由
PiTaPaでは、ごく稀に引き落としができないケースが発生します。
主な理由としては、引き落とし日に引き落とし口座にお金が足りなかった場合です。
このような時、すぐにPiTaPaの利用が出来なくなるということはありませんし、PiTaPaから利用者に電話やメールがくることもありません。
PiTaPaには再振替のタイミングが設けられていて、自動的に再振替日に口座から利用料金が引き落とされます。
再振替日のタイミングは金融機関によって異なりますが、当月の20日、もしくは末日までの営業日が再振替のタイミングになります。
もし10日前後にお金を入金するのを忘れていた場合、再振替日までには間に合うように指定銀行口座にお金を入れておきましょう。
再振替日にも入金が間に合わなかった場合、PiTaPaから自宅宛にハガキが届く場合があります。
また延滞期間が長引いた場合、遅延損害金が請求されてしまうこともあるので注意しましょう。
5.PiTaPaの引き落とし時間
引き落とし日に入金が間に合わなかったからといって、即刻ブラックリストに載ってしまうようなことはありません。
しかし少しでもクリーンな状態で利用を続けるためには、しっかりと1回目の引き落とし日に金融機関口座にお金を入れておく必要があります。
それでは、PiTaPaの引き落とし時間は何時頃に設定されているのでしょうか?
これはPiTaPaで定められた時間ではなく、各金融機関によって処理のタイミングが異なります。
振替日の当日夜間に引き落とされる金融機関もあるので、少なくとも前日までには請求額を入金しておく必要があります。
6.PiTaPaの引き落としに!クレジットカード決済
PiTaPaベーシックカードの引き落としをクレジットカードに指定することはできません。
ただし、PiTaPaにはクレジットカード機能が付いたカードもいくつか用意されています。
PiTaPaと一体型のクレジットカードに入会することで、所定のクレジットカード会社からまとめて利用分を決済することが可能です。
クレジットカード機能付きのPiTaPaに申し込む場合、年齢制限や所定の審査があります。入会すればクレジットカードで決済をするたびにお得なポイントが貯まります。
三井住友カードやゆうちょ銀行と提携したサービスなど、様々なカードのラインナップが用意されています。
自分のライフスタイルに合わせて、よく利用するであろうクレジットカード会社を選択するようにしましょう。
7.PiTaPaの引き落としチャージ機能
PiTaPaカードが手元に届いた時のカード内の残高は0円です。
PiTaPaはポストペイサービス(後払い方式)が適用されるカードなので、基本的な利用方法として必ずチャージしなければ駄目という訳ではありません。
しかし、他の交通系電子マネーと同じようにチャージしながらの利用も可能ですし、関西圏以外の沿線によってはポストペイサービスが適用されないエリアもあります。
PiTaPaへのチャージは駅構内の券売機で現金でチャージをする方法と、オートチャージを設定する方法があります。
オートチャージを選択すると、PiTaPaのチャージ残高が一定金額まで減った時、自動的に指定の金融機関口座から一定金額がチャージされます。
いざという時に残高不足に陥らないために、オートチャージを利用すると便利ですよ♪
オートチャージ機能は、PiTaPaのチャージ残高が1,000円以下を検知すると、自動的に2,000円がチャージされる仕組みです。
(キッズカードの場合は500円以下になった場合、1,000円がチャージされます。)
手動で現金でチャージする場合は、1000円単位でカード内残高の上限2万円までチャージすることができます。
ただし、オートチャージ設定をしたPiTaPaを紛失した場合、すぐに利用停止手続きを取ることを忘れないようにしましょう。
紛失したPiTaPaの利用停止手続きを済ませるまでは、誰であってもオートチャージ機能が利用できてしまいます。この点には注意が必要です!
8.PiTaPaの引き落とし忘れ
日常生活で利用している様々な引き落とし先を、一つの指定口座に絞っていれば忘れることはありませんが・・。
PiTaPaだけ別の口座を指定している場合、どうしても忘れてしまうことがあるかと思います。
しかし、PiTaPaの場合は最初の引き落としタイミングである10日を過ぎても、再振替日が設定されているので、それまでに入金しておけば問題ありません。
しかし、再振替日も忘れて放置していた場合、どのくらいでPiTaPaは利用停止になってしまうのでしょうか?
これについては明確な利用停止日の設定は公表されておらず、利用者によって勧告のタイミングを設けているというのが運営側の考えのようです。
特にクレジットカード機能付きのPiTaPaを保有している人は、今後のカードやローン審査に影響する恐れがあるので十分注意しましょう。
9.まとめ
PiTaPaの引き落とし方法や、その他質問が多い内容についてまとめてみました!
PiTaPaはポストペイサービス(後払い方式)が利用できる。全国でも珍しい電子マネーサービスとして、ますます期待が高まっているカードです。
今後はさらに相互利用ができる交通機関、電子マネー機能が利用できる加盟店が増えていくことも期待できます!
PiTaPaのルールを詳しく知って、上手に活用していきましょう♪