一般庶民が貯蓄をリスクなしに増やす方法は?いくつかのヒントを覚えよう!
1.貯蓄を増やす基本的な3つの要素は?
2.収入を増やす方法
3.節約して貯蓄を増やす方法
4.貯蓄を増やす投資について
5.まとめ
子供の教育費や老後資金など、お金についての悩みは尽きないものです。
こうした不安や悩みに対応するため、多くの方は「貯蓄」を増やそうと色々と工夫していますよね!
「リスクなしで貯蓄を増やす方法」について、いくつかのヒントをチェックしておきましょう!
1.貯蓄を増やす基本的な3つの要素は?
「貯蓄」や「資産」を増やす方法としては、「収入を増やす」「節約する」「投資する」の3つの要素が考えられます。
特に「投資」に関しては、ハイリスク・ハイリターンの投資には手を出さず、なるべくリスクが低く、安全性の高い方法が求められます。
2.「収入」を増やす方法
◉「本業」に対する考え方をしっかりと持とう!◉
貯蓄を増やすには、収入を増やす事がある意味では近道です。
しかし、給与や賞与の高い会社や仕事を求めて転職を繰り返すようでは、結果的には生涯賃金はむしろ下がるケースの方が多いと言えます。
サラリーマンの平均賃金程度が確保出来ていて、仕事に充実感もあるなら、同じ会社で頑張り、確実に少しでも賃金アップを目指す方がリスクがなく、確実性が高いと言えます。
貯蓄を増やすために、収入を増やす、そのために安易に転職を考えると言う短絡的な思考は避けるべきと言えます。
◉安全着実に稼げる副業についての考え方◉
「本業」に関しては、堅実に考え抜いた対応をしながら、収入を少しでも増やす方法として「副業」に取り組むことがリスクが少なくお勧めだと言えます。
最近では、副業を認める企業も増えていますね!
また正式に副業が認められていなくても、本業に影響しない範囲で、かつ会社にも知られない範囲で副業に取り組むのは、副業を禁止している主旨から言って、許容されると言えるでしょう。
便利で効率的な「副業」としては、安全でリスクがなく、本業を優先するための自由度も高いものを求めたいですよね?
そうなると、インターネット経由での副業が理想の一つだと言えるでしょう。
こうした条件に適う副業として、「商品を販売する副業」としては趣味を活かしてクラフト品を専用サイトで販売したり、写真やイラストを「ストックフォトサイト」で販売すると言う方法があります。
趣味の延長線で稼げれば、これに越した事はありませんよね!ただし、売れなければ損はしませんが、もちろん収入は得られません。
またサラリーマンや主婦でも簡単に取り組めて、月に3万円程度稼ぐ方法として、ランサーズやクラウドワークスなどの「クラウドソーシングサイト」を利用して、ライティングの仕事をするという方法があります。
「タスク作業」と呼ばれる1000字程度の文章を作成する仕事の場合、単価が300円〜600円程度と若干低い感じはありますが、好きな時に好きなだけ取り組める点が大きなメリットです。
文章作成と言っても文才は必要なく、普通の日本語で文脈がはっきりとした文章を書ければOKです!内容としてはブログ、口コミ、解説記事等で、話題豊富な人なら誰でも取り組めます。
少し上達すれば、もう少し単価の高いプロジェクトのライティングの仕事に取り組むのも良いでしょう。
サラリーマンや主婦には、趣味を活かした販売系で楽しみを持ち、クラウドソーシングのタスク作業と呼ばれる短文のライティングで着実に稼ぐ方法の組み合わせがお勧めです。
3.節約して貯蓄を増やす方法
◉見逃しがちな節約ポイント◉
貯蓄を増やす方法として、無駄を廃して、節約する事も大切です!
家庭の主婦をしている場合、少しでも安いスーパーで買い物をするなど、細かい節約をしている事が多いものです。
しかし、家計をチェックした時に必ず通信費がかさんでいる事に気付くはずです。細かい節約はしていても、大きな節約ポイントを見逃しているケースが少なくありません。その代表的な例が「通信費」だと言えます。
最近になって多くの家庭では、「光通信」と「スマートフォン」のセット割りなど、格安プラン等を選択されているでしょうが、それでも通信費は驚くほど高いはずです。
しっかり貯蓄したいと思うなら、セット割りで満足せずに、抜本的な見直しをすべきです。固定回線は、動画を見る事が少なければ、光通信と言った高速は不要です。時代と逆行する様ですが、ADSLに戻すことを考えるくらいのストイックさがあってもいいかも知れません。
また本来はスマートフォンも一般の携帯電話(ガラケー)に戻すべきですが、様々な事情でそれが出来ないのなら、格安スマホにすべきです。スマホはiPhoneでないと嫌だ!と言った感覚を持っている様では、節約して貯蓄を増やす事など難しいと言えます。
少し生活習慣が変わるかも知れませんが、こうした見直しをすれば、毎月確実に数千円や1~2万円節約できるのです。
◉生命保険の掛け過ぎに注意!◉
もう1つの見落としがちな節約ポイントが生命保険です。生命保険の医療保険は、健康保険の制度をしっかりと把握すれば、掛け過ぎである事に必ず気付くはずです。
フィナンシャルプランナーの中には、20万円の医療費用の貯蓄があれば、医療保険は不要と言い切る方も少なくないのです。
また死亡保険も、子供の教育費が嵩む年齢に保障額を増やし、子供が成人になっても、その保険を掛け続けていると言う人が少なくないのです。家族の成長に合わせて、死亡保険の見直しは絶対必要です。
そうした無駄を廃する方法として、子供の教育費は学資保険で積み立て、死亡保障としては収入保障保険で、万が一死亡時には、それ以降60歳まで毎月20万円が遺族に支払われると言った収入保障保険を組み合わせる方法がお勧めです。
◉節約分を着実に貯蓄に回す方法◉
せっかく毎月一定額の節約が出来ても、そのままで貯蓄の為の工夫を講じないと、どこかに消えて行くのがお金の常です。
その方法として、毎月一定額を積み立て預金に回して、確実に貯蓄する方法を実施するのが重要です。
4.貯蓄を増やす投資について
最近は超低金利が続いており、預貯金をしていただけでは利子などは期待できません。
しかし、せっかく貯蓄が増えて来たからと言って、リスクの大きい投資で増やそうとすると、失敗にするのが落ちです。
貯蓄が数百万円以上になれば、その内の100万円や200万円を一払い終身保険等、安全性の高いものに分散投資する程度に止めるべきと言えます。
もちろん、子供が成人になり、年金での生活パターンもはっきりと描け、余裕資金としての貯蓄が十分にあれば、債券や株式に分散投資するのも良いでしょう。
しかし、子供が成人になるまでは、何が起こるか分からないリスクに対応するため、貯蓄の目減りリスクのあるハイリスク・ハイリターンの投資は避けるべきです。
最近では、住宅ローンの金利が低水準なため、繰り上げ返済の旨味は無くなって来ました。しかし、余裕資金があるなら、住宅ローンを繰り上げ返済するのも1つの方法です。
金利は低いですが、期間短縮の繰り上げ返済をすれば、繰り上げ返済分の額は、元金返済に充てられるため、総返済額は比較的大きく圧縮される事になります。
今後、住宅ローン金利が上がる様な局面があれば、その時には繰り上げ返済は一層効果的で、絶対に考えるべきと言えます。
5.まとめ
一般のサラリーマン等の庶民にとって、一気に貯蓄を増やす事は中々難しいものです。
一気に増やそうと、収入が多い会社に安易に転職を考えたり、ハイリスク・ハイリターンの投資に手を出すのは失敗のリスクが大きく避けるべきです。
やはり本業を頑張ることで「給与を増やす事」、本業に影響しない程度の安全でリスクない「ネット副業」で収入を着実に増やす事をまず考えましょう。
それに合わせて、通信費や生命保険と言った固定費として当たり前に毎月引き落とされている品目に対して節約のメスを入れる事が大切です!
収入増と節約で浮いたお金は、天引きで確実に貯蓄に回すために、積み立て預金とすべきです。
その上で数百万円以上の貯蓄が出来れば、その内の一部を安全性の高い一払い終身保険等に回したり、住宅ローンの期間短縮型の繰り上げ返済に回すのがお勧めです。
庶民にとって、貯蓄を増やす方法は、コツコツ着実に、堅実にをモットーにするのが王道だと言えます。