七十七銀行は絶大の信頼度!七十七ダイレクト・カードローンの使い方は?
1.「七十七銀行」は独自に成長を遂げた銀行
2.ATMのサービス面に定評があります!
3.「七十七ダイレクト」ネットバンキングの使い方
4.「七十七銀行カードローン」が売り出し中!
5.まとめ
「七十七銀行」は東北地方最大の地方銀行です!宮城県仙台市に本店を置いています。
「七十七銀行」の使い方と特徴、提供しているサービスについて詳しくチェックしましょう!
1.「七十七銀行」は独自に成長を遂げた銀行
「七十七銀行」の前身は、明治時代に設立された「第七十七国立銀行」です!
その後に民営化されて「七十七銀行」と改称、それから五城銀行(元の宮城貯蓄銀行)、東北実業銀行の3銀行で合併した際の存続銀行として現在に至っています。
「七十七銀行」は設立から2銀行と一度合併しただけで、1932年を最後にどの金融機関とも合併はしていません。
◉健全経営が自慢の銀行です!◉
銀行同士の合併が盛んに行われる理由として、利益を出す為に融資したはずが、その失敗で多額の不良債権を抱えてしまったり、独自の投資に同じく失敗したことが原因で、経営が傾いてしまった為です。
銀行は預金者に対して利息を支払いますが、当然それよりも高い金利でそのお金を貸しています。
支払う利息と得る金利(※利息と金利は全く一緒の意味ですが、分かりやすいように支払う方と得る方で表現を変えて使っています。)の差額が利益になるのは言うまでもありませんが、金利は元金をきちんと回収できてこそ利益になるものです。
◉合併で助かった銀行も…◉
元金(元本)を回収ができないような融資を多くなってしまったり、投資によって利益を上げようとしてその投資先を間違えてしまうことがあると、逆に損失が出てしまいます。多くの合併時に吸収された銀行は、このような失敗から経営が傾き、他の銀行に助けてもらったということです。
◉七十七銀行は違いました!◉
七十七銀行は「石橋を叩いても渡らない」と言われるまでの慎重さで、ここまで経営を続けてきたと言われています。
バブル期にその景気に乗って利益を上げようと無理な融資をして、回収不能な多額の不良債権を抱えてしまう銀行が多かった時にも、七十七銀行は、これといった不良債権を抱えることなく、健全営業を貫いていました。
それが、東北6県で最大の地方銀行と呼ばれることになるほどまで成長できた一番の要因かもしれません。
◉その経営体制には不満もありました…◉
上記のように、あらゆる銀行がどんどんお金を貸していたバブル期にでさえ、貸し渋りとも言える堅実さだったことから、お金を貸さない銀行だと揶揄されることもありましたが、現在の規模を見ると、それが正しかったのかも知れません。
しかし、現在では他の銀行並に住宅ローンやカードローンに力を入れており、決して貸し渋っている銀行という訳ではなく、東北地方を代表する大手地方銀行として、多くの人や企業から利用されています。
2.ATMのサービス面に定評があります!
七十七銀行は本店が宮城県にあることから、県内に数多くの支店を構えています!
他の都道府県にも、北海道、福島県、岩手県、秋田県、山形県といった東北~北海道地方に支店があり、更に、東京都、愛知県、大阪府にもそれぞれ進出しています。
東北地方であれば、この銀行を利用するのに困ることはまずありません。特に宮城県内では、支店、ATM(だけの)コーナーを合わせて400近い数があります。
◉他の銀行のATMも利用できます!◉
七十七銀行のキャッシュカードは、同銀行のATM以外に以下の銀行のATMでも利用することができます。
・東北銀行
・北日本銀行
・山形銀行
・東邦銀行
・仙台銀行
さらに、以下の信用金庫のATMも利用可能です。
・杜の都信用金庫
・宮城第一信用金庫
・石巻信用金庫
・仙南信用金庫
・気仙沼信用金庫
これらの銀行や信用金庫のATMは、全て平日の日中の時間帯(8時45分~18時)は、「入出金手数料無料」というサービスがあります。
東北地方でこの七十七銀行がとても多く利用されているのは、このようなサービス面が充実しているからと言えます。
◉コンビニATMも利用することができます!◉
セブンイレブン(セブン銀行)のATM、ローソンATM、E-netのATM(主にファミリーマートの店内に設定されています)でも、七十七銀行のキャッシュカードを利用することが可能です。
ただし、この場合は平日の日中の時間帯で108円、それ以外の時間帯には216円の手数料が掛かってしまうので注意してください。(※上記の5銀行と5信用金庫では、手数料が掛かる時間帯の利用時に一律108円です。)
3.「七十七ダイレクト」ネットバンキングの使い方
七十七銀行では、PC用のブラウザ版、スマホ用のアプリ版のそれぞれのネットバンキング「七十七ダイレクト」を用意しています。
スマホで「七十七ダイレクト」を利用する場合は、専用アプリのダウンロードが必要ですが、このアプリには簡易的なネットバンキング機能も付いているのでとても便利です。
ここで紹介する全てのサービスの利用には、七十七銀行キャッシュカードの発行を受けていることが条件となっています。
◉残高照会と入出金明細の確認がすぐに行えます!◉
スマホ用のアプリには、ネットバンキングにログインをしなくても現在の残高照会や入出金明細の確認ができる簡易バンキング機能が付いています。
入出金明細は、前々月の1日からその日までの表示で、あくまで簡易的なものながら、数タッチだけで確認が行えるのでとても便利です。(※初回の利用時のみ、メールアドレスが必要な登録作業があります。)
もっと長期間の明細の確認や、振込などの本格的なバンキング機能を使いたい場合には、「七十七ダイレクト」にログインしてください。
◉PC用の簡易機能もあります!◉
PC用にも、残高照会や短期間の入手金明細の確認だけができる「七十七ダイレクト・ライト」というブラウザからログインできるサービスがあります。
確認できる明細の内容は、スマホ用の場合と同様です。「七十七ダイレクト・ライト」はキャッシュカードだけ持っていれば、すぐにでも利用が可能です。
PC用とスマホ用を併用しても構わないので(同時にログインをしなければ問題ありません)、七十七銀行の口座を持っているなら、是非この各種のネットバンキングを有効に活用してください。
4.カードローンを全面的に売り出しています!
「七十七銀行」では現在、カードローンにとても力を入れて売り出しています。その力の入れようは、このカードローンのイメージキャラクターに人気アイドルの「乃木坂46」を使っているところからも分かります。
◉500万円まで無担保融資です!◉
七十七銀行のカードローンで借りることができる限度額は「最高500万円」までです。金利は年利4.9~14.8%で、七十七銀行のいずれかの支店に口座を持っていることが利用条件です。
申込み時にはもちろん審査があり、それによって利用限度額が決定します。場合によっては契約自体が行えないこともあります。
◉全てのATMで借入れが行えます!◉
七十七銀行のカードローン利用時には、キャッシュカードとは別の「キャッシング専用カード」が発行されますが、「キャッシング専用カード」の場合でも、七十七銀行で利用できる全てのATMで利用することが可能です。
◉返済方法に注意しましょう!◉
七十七銀行カードローンの返済は「同銀行口座からの自動引き落としのみ」となっており、その他の方法はありません。
七十七銀行カードローンの返済は、ATMを利用して行うこともできますが、その場合には「随時返済」という扱いになり、毎月の決まった返済分とは別の自由意志での返済になります。
この随時返済を済ませることで、その月の支払い分を払った気になってしまい、そのまま口座の残高が足りない状態で返済日を迎えてしまうと、返済の遅延と同様に扱われてしまいます。
◉宮城県内に住んでいる人専用のカードローンです!◉
七十七銀行のカードローンは、宮城県内に住んでいる人で、同県内の支店に口座を持っている人だけが利用できます。
最近では地方銀行が提供しているカードローンで、口座を持っていなくても利用できたり、近隣の都道府県からでも利用できることも多いですが、七十七銀行はその堅実な経営スタイルから、カードローンでもそれだけ融資に慎重になっていると考えていいでしょう。
5.まとめ
七十七銀行は昔から堅実な営業を行っている東北地方最大の地方銀行です。
東北地方の数多くの金融機関にあるATMが「手数料無料」で利用できたり、ネットで簡単に残高照会などが行える機能の提供など、サービス面もとても充実します!