初心者の方へ!Suicaの登録方法と特徴は?便利な使い方をご紹介します!
1.Suicaは電車・バス以外でも使える
2.クレジットカードとは違うの?
3.Suicaの登録方法
4.登録にかかる時間は?
5.記名式と無記名式はどっちがいいの?
6.毎日使うならモバイルSuicaが便利!
7.モバイルSuicaはエクスプレス設定をしよう!
8.Suicaの現金化はできる?
9.まとめ
持ってると便利だけど登録が面倒、と思われがちなSuica。
初めての方でも、実はとても簡単にSuicaを登録&利用できるんです!
1.Suicaは電車・バス以外でも使える
社会人・学生など日頃から交通機関を使う人のほとんどが持っているSuica。
切符を買う手間が省けるのでとても便利ですよね。しかし中には「あまり交通機関は乗らない」という方もいて、そういった方はまだSuicaの登録をしていないかもしれませんね。
実はSuicaは電車やバスなどの交通機関以外にも使える代物です。
最近では街の自動販売機やコンビニ、レストランの支払いなんかでも使用できますね!
2.クレジットカードとは違うの?
支払いがスイカで出来る、というとクレジットカードと同じでは?と思う方も少なくありません。しかし、Suicaとクレジットカードは全くの別物です。
クレジットカードは使用した分は翌月に銀行口座から引き落とされますよね。一方Suicaはそのカードの中にお金が登録されていて、使った瞬間からSuicaの残高が減っていくのです。
つまり、Suicaは目に見えないお金の入ったお財布、と考えてもらえればわかりやすいかと思います。
会計時にお金を出す手間が省け、また、ぴったりの金額で支払いができるため、小銭で財布がパンパンになるといった事も防げるのです。
バスや電車を使わなくても持っておくと会計時に何かと便利、というわけですね!
3.Suicaの登録方法
Suicaの登録方法はとても簡単です。JR東日本の駅ならどこでもできます。主なSuicaへの方法は・・?
①・駅構内に置いてある多機能券売機
②・みどりの窓口
この2つの方法があります。
より簡単なのは多機能券売機です。券売機内の「Suicaの購入」と書かれたボタンを押し、あとは説明にしたがっていけばすぐに登録は完了し、その場でもう使うことができるようになります。
また、登録の際は1000〜10000円までのチャージ金額を選ぶことができます。これはつまり、財布(Suica)の中に予めいくらいれておくか?という事です。
チャージ金額がなくなれば、また多機能券売機でチャージをすることで金額を増やすことができます。
ただし注意しなくてはならないのが、Suicaには預かり金として500円かかってきます。これはあくまで預かり金ですので、Suicaを解約すれば返ってくるお金です。
登録をする際に1000円チャージを選んだならば、実際にSuica内に入っているお金は500円のみ。10000円なら9500円ということになりますね。
ただしこれは最初の登録のみですので、次回以降のチャージは入金した金額通りの額面で登録されるようになるので安心してくださいね。
ちなみに機械がよくわからない、という方はみどりの窓口に行くと良いですよ。係員の人が金額から使い方まで、詳しく説明をしてくれます。
登録の金額などに差はないため、どちらでも好きな方を選んでください。
4.登録にかかる時間は?
Suicaの登録にかかる時間は、券売機での登録ならおよそ2分程度、みどりの窓口でもすんなり行けば5分程度と、短時間でSuicaを入手することができます。ただし後にご説明する記名式の場合、もうちょっと時間がかかる場合もあります。
いずれにせよ15分以内には手元にSuicaが届けられ、すぐに使うことができますよ。
クレジットカードみたいに審査などもないため、ちょっと使ってみたいなと思い立った時に作れるのも嬉しいポイントですね。
5.記名式と無記名式はどっちがいいの?
Suicaには記名式と無記名式と呼ばれるものがあります。一見して違うのは、カードの表面に名前が書いてあるかどうかなのですが、実はその中身には大きく差が出てくるのです。
まず、記名式は購入時に名前の入力が求められます。名前を登録することにより、万が一紛失してもチャージ金額が全額返ってくるようになります。
持ち主が自分である、という証明が必要になってくるため身分証の提示などをしっかりする必要がありますが、紛失時のことを考えると安心ですね!
しかし記名式のデメリットは、他人への貸し借りができないということです。
でも実はこれ、あくまで「JRの規則上」ということなので、実際に貸し借りをしたとして100%何か罰則が起こるというわけではないようです。
とはいえあくまで規則は規則。他人への貸し借りは「キセル」と見なされ、場合によっては罰則を受ける対象にもなりかねないので、心配ならやはり自分以外の人が使うのは避けた方が良さそうです。
そして無記名式については、その真逆です。誰でも自由に使うことができるので、家族間の貸し借りなんかも問題ありません。ただし紛失した時に一切の保証が受けられないため、落としたら最後です・・。
ちなみに記名式も無記名式も、特に登録に差額はありません。あるとすれば、記名式は登録にちょっと時間がかかる(といっても5分くらい)でしょうか・・。
どちらが良いかは使う人の考え方次第だとは思いますが、保証がついている分記名式の方が使っていて安心かもしれませんね。
6.毎日使うならモバイルSuicaが便利!
ちなみにSuicaにはモバイルSuicaと呼ばれるものがあります。
これは手持ちの端末にSuicaのアプリをダウンロードすることで、スマホがSuicaの代わりになるというものです。
Iphone、アンドロイド、Apple Watchなどに登録できるため、カードを財布から出したりカード入れから出したりする手間が省けます。スマホはいつ何時でも持ち歩くので、Suicaを忘れた!なんていうことが防げるのでとても便利です。
また、こちらも普通のSuicaカードの無記名式のように、会員登録なしで利用するとコールセンターでの会員サポートは受けられなくなります。多少面倒でも、会員登録はきちんとして利用した方が良いでしょう。
ちなみにIPHONEでモバイルSuicaの登録ができるのは、IPHONE7以降の端末になります。
7より前の6や5を使用している人はSuicaカードを利用するしかないか、Apple Watchを持っていればそちらに登録するしかなさそうですね。
7.モバイルSuicaはエクスプレス設定をしよう!
モバイルSuicaを利用するなら、必ずエクスプレスカードの設定をしておくことをオススメします。
設定をすることで、タッチIDやフェイス IDを使わなくてすむので手間が省けるのです。
ただしこの設定ができるのは、端末に登録されている1枚のSuicaだけになります。頻繁に使うカードに設定しておくのが良いですね。
8.Suicaの現金化はできる?
手持ちのお金がなくなってしまった時、思いつく手段の1つがSuicaの現金化。このSuicaをどうにか現金化できないか…と考えることもあるかもしれませんね。
実はSuicaは、みどりの窓口に持っていけば残金とデポジット金を返却してくれます。Suicaを使う必要がなくなった、という時は持っていくと良いですね。
ただしここで注意が必要なのが、無記名式が記名式であるかどうかです。
無記名式の場合、そのまますんなりと返金に応じてもらえますが、記名式の場合は本人の身分確認証が必要になります。免許証や保険証、学生証などを持っていくことを忘れないようにしましょう。
また、返ってくるのは預かり金の500円とチャージ残高ですが、払戻金として220円必要になってきます。
仮にチャージ金額が1000円残っていた場合は・・?
チャージ金1000円+預かり金500円ー払戻金220円ですので、返ってくるのは1280円となるわけですね。
ちなみにチャージ金額が220円未満だった場合、払戻金は免除されます。なるべく残額0になるまで使い切った方が、お得だということになりますね。
ちなみにみどりの窓口で返金してくれるのは、Suicaカードのみです。モバイルSuicaの場合はサイトでの手続きが必要になってきますので注意してください。
9.まとめ
持っていると何かと便利なSuicaの登録方法や内容をご説明しましたが、いかがでしたでしょうか?
クレジットカードよりも手軽で、なおかつ時間差なく残額引き落としという形になるので、収入支出の計算がしやすいのも利点です。
ぜひ、この機会にSuicaを持ってお買い物や毎日の生活をもっと楽しく過ごしてみては?