スマホでPASMOを使う方法を教えます!〜モバイルPASMOが無い理由とは?〜
1.PASMOとは?
2.まだモバイルPASMOはない?
3.モバイルPASMOはいつ出るの?
4.モバイルPASMOが出るまでの期間
5.モバイルPASMOに期待する事
6.西武鉄道の返答
7.まとめ
交通系ICカード「PASMO」は、絶対にカードを持たないと使えないのでしょうか?
同じ交通系ICカードなのに、なぜ「モバイルSuica」があって「モバイルPASMO」はないのでしょうか?
PASMOだってスマホで使いたいですよね・・。
PASMOをスマホで使いたい方のために!耳寄りな情報を集めました♪
1.PASMOとは?
電車に乗るとき、あると便利なカードが「PASMO」ですね!
発売当初は、関東で電車に乗るときしか使えないカードだったのですが・・。
それまでの、切符を買わないといけない。という手間に比べるとやっぱり便利!と言うことで、ものすごい勢いで普及しました。
普及後のPASMOには「電子マネー機能」「自動チャージ機能」が追加されて、ついには全国で使えるカードになりました!
これだけでもすごい事なのですが・・。
さらに時代は進んで、同じく関東圏で普及しているJR東日本の「Suica」に「モバイルSuica」というサービスが登場したのです!
そして、その便利さを求めて『モバイルPASMO』を探すことになるのですが・・。
2.まだモバイルPASMOはない?
「モバイルPASMO」とインターネットで検索すると様々な記事が出てきます。
そのほとんどがモバイルPASMOに期待を寄せる声ですが・・。中には都市伝説の様な予想もあります。
結論から言うと「モバイルPASMO」というサービスはありません。
しかし、2017年9月の残暑が続くある日『モバイルPASMO』が株式会社パスモにより商標登録に出願されていたのです。
おお。・・なんと言う事でしょう。
このニュースを聞いて、モバイルPASMOの存在が淡い期待から確かな希望へと変わります。
3.モバイルPASMOはいつ出るの?
商標登録出願されてからしばらくの時間が経ち、「モバイルPASMO」はいつ出るのか?
首を長くして待っているバス&地下鉄ユーザーも多いのではないでしょうか。
モバイルPASMOを実現する為には、どうやら「モバイルSuica」とは全く別のシステムを構築する必要があるということなんです。(特許関連の問題ですね・・。)
システムの開発や提携機関との連携に多くの時間がかかっているようです。
とりあえず「モバイルPASMO」のネーミングだけでも先に商標登録して、それからじっくり開発しましょう。といった所でしょうか。
個人的には『2020年の東京オリンピックに向けたインフラ整備』という名目で国に補助金を交渉していそうな気もしますが、どうでしょうか?
しかし、PASMOユーザーとしてはなるべく早く使いたいですよね!
しかし、じっくりと開発してもらえれば、誤動作などの重大なエラー、バグもなくなりそうなので安心ではありますね。
仮にオリンピック間際に「モバイルPASMO」が発売されることになっても、大勢のPASMOユーザーに喜ばれて、勢い良く普及しそうです♪
今すぐモバイルPASMOを使いたい!
そう思っている方(筆者)は、不便なシステムが貴重な体験談になる事を思って、ひとまずPASMOカードを持ち歩くとしましょう。
4.モバイルPASMOが出るまでの期間
ひとまずは仕方なく・・。物理的なPASMOカードを持ち歩く事に賛同してくれた心の広い皆様。
なんと!スマホとの一体型として、PASMOカードを使う方法があるんです♪
モバイルPASMOが出るまでの期間だけですが・・。スマホケースの中に、
「PASMOカード」と「電磁波干渉防止シート」
この2点を入れてしまえば良いのです。
Amazonや楽天などの通販サイトで「スマホケース カード」などと検索すると、スマホケースの中にカードを収納できるタイプのケースが販売されています。
デザインも多いのでお気に入りのケースを選んでみましょう!
ちなみに本革のスマホケースはスマホにとって良くない影響があるようなので、なるべく本革以外の物がおすすめという口コミは多いんです。
もう一つ、忘れちゃいけないのが「電磁波干渉防止シート」です。
厚さは0.2ミリ程度と非常に薄いですが、これをスマホとPASMOカードの間に挟む事でスマホとICカードの電磁波が干渉しなくなります。
これで、改札機での読み取りエラーが起きてしまうリスクから逃れられますね♪
筆者ははじめ、このシート無しでスマホケースにPASMOカードを忍ばせて、改札を通り抜け続けてスマホでPASMO余裕だぜ!
・・と現代人ぶっていましたが、よりによって朝の通勤時間帯の改札で・・。
そうです。誰もが一度は経験しているであろう、あの悪夢です。
改札がゴトッと勢い良く閉まり背後を歩いていた人はもちろん半径2メートルくらいの人達の『チッ』という心の声がはっきりと聞こえました。
流れに逆行して駅員さんを探して、やっと捕まえた駅員さん。ICカードをスマホケースに忍ばせたと分かった瞬間から全然優しくないです。
『今後その様な事はやめてください』と言い放たれ、ICカードをチラッと見えた専用の機械で治してくれました。
朝の忙しい時間帯に本当にありがとうございました、申し訳ありませんでした。絶対にもうしませんと誓って、1時間遅れの電車に乗って会社に遅刻するのでした。
(ちゃんと上司にもマヌケな事件の全貌を正直に話しました。)
・・・話が逸れましたが、スマホにPASMOを入れるときは電磁波干渉防止シートがマストアイテムです。というかマナーアイテムです。
このシートを入れてから、改札をくぐり続けて数ヶ月経ちますが・・。問題なく流れに乗って現代人ぶれています。
(懲りずにPASMOをスマホに忍ばせていてすみません。便利なのでつい。)
5.モバイルPASMOに期待する事
モバイルPASMOに期待する事をリストアップしてみました!
読まれた方の何かの参考になるととても嬉しいです。(特に株式会社パスモさんのモバイルPASMO開発チームの皆様)
①・モバイルPASMOを使いよく使う路線“マイ路線”を利用するとポイントが貰える
②・モバイルSuicaとの連携によりどちらの機能も相互互換のように使えるようになって欲しい
③・モバイルPASMOの利用履歴などをGoogleマップなどナビアプリ、地図アプリに保存出来るようにしてほしい
④・オフラインで利用可能な「簡易モバイルPASMO」とオンラインで利用履歴など細かく見られる「詳細モバイルPASMO」が欲しい
⑤・選べるアプリアイコン希望
⑥・格安SIM利用ユーザーの為に古いiPhoneでも使える様にしてほしい
⑦・モバイルPASMOを使って主要路線だけでも良いので電車の混雑状況をリアルタイムで見たい
⑧・電車内にモバイルPASMO利用者専用シートを順番で良いので、定期的に販売して欲しい(座れるチャンスと希望が欲しい)
以上、個人的にモバイルPASMOに期待する事でした。
特に格安SIMの普及を考慮して古いiPhoneでも利用できる様にしてもらえるとありがたいですね♪
モバイルSuicaはiPhone7以降でしか使えませんので・・。
6.西武鉄道の返答
Twitterで、モバイルPASMOの商標登録について、発行元の西武鉄道に問い合わせた猛者がいます。
その返答内容は『モバイルPASMOの商標登録については、計画こそあるものの現時点では何も進んでいない。』という返答があったようです。
このやりとりは2017年10月(商標登録の約1ヶ月後)だったので、現在はもう“何も進んでいない”という事は無いと願いたいですね。
しかし、まだ何か告知がある訳ではないので、水面下で開発している=まだ実現に向けた準備中と解釈しておきましょう。
7.まとめ
いかがでしたか?
『モバイルPASMO』という商標があるので、実現はほぼ確実そうですが・・。まだまだ先の予定になりそうですね。
東京オリンピックまでもう少し!モバイルPASMOの登場を楽しみにしています♪
どうしても待てない方は、ひとまず筆者と同じ方法でスマホにPASMOを忍ばせる事をお勧めします。
お読みいただきありがとうございました!