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PiTaPaの基礎知識!バスでPiTaPaを利用する方法は?




PiTaPaの基礎知識!バスでPiTaPaを利用する方法は?

1.バスのPiTaPa利用エリア
2.PiTaPaの利用額割引
3.PiTaPaの登録型割引
4.深夜バスを利用する場合
5.PiTaPaカードを紛失した場合
6.PiTaPaカードの払い戻し
7.バスと他の機関の乗り継ぎについて
8.PiTaPaが使えるバス会社
9.まとめ

パスケースに入れたまま、改札機でタッチして乗り降りができるICカード「PiTaPa」。

関西エリアにお住まいの人はご存知の方も多いのではないでしょうか?

ポストペイ払いと言って、後払いシステムも導入されて益々便利になりました。

PiTaPaは毎回チャージする必要がないので、いつでも利用することができるのが便利なんですよね!

さらに万が一紛失してしまった場合もすぐに気がつけば、後払いする前に利用停止することも可能です。

とっても便利なPiTaPaの基礎知識と、バスでPiTaPaを利用する方法について詳しく説明します!

1.バスのPiTaPa利用エリア

阪急阪神東宝グループの阪急バスでは、一般路線全線でPiTaPaを利用することができます。

PiTaPaは店頭販売をしていないので、所定の入会申込書を取り寄せて申し込み手続きを行いましょう。

PiTaPaの申し込みはコールセンターに連絡を入れるとスムーズです!

PiTaPa コールセンター
0570-014-111 
(年中無休 9:00~17:00)

定期券などのカードを登録する場合は、身分を証明する公的証明書の提出が必要です。

本会員は満18歳以上でなれ、18歳未満の学生は本会員の家族会員として持つことができます。

学生割引や子供料金も適用されるので、従来の磁気型定期券との利便性を比較して選ぶと良いでしょう。




2.PiTaPaの利用額割引

阪急バスでは、乗れば乗るほど割引率がアップする「利用額割引」が用意されています。

利用区間に関わらず、阪急バスの1ヶ月間の利用額に応じて自動的に請求額が割引されます。1ヶ月は毎月1日から末日で一区切りです。

割引率の早見表は、阪急バスの公式ホームページで確認することができます。

JR西日本を利用する人は、ICOCAを活用している人も多いと思いますが、この場合は利用額割引は適用されません。

一方で、阪急電車・阪神電車のIC定期券は、通常のPiTaPaカードと同様に使うことができます。

阪急阪神グループのSTACIA PiTaPaカードであれば、交通利用の他に阪急阪神東宝グループの加盟店でお買い物をするとポイントが貯まったり、その他様々な特典を受けることができます。割引率は大人と子供共通です。

3.PiTaPaの登録型割引

こちらのサービスは、利用になる区間の運賃を登録することで、登録された運賃以下の区間を何回でも乗車できる仕組みです。

ポイントは乗車区間内であれば、どこで乗り降りをしてもOKということです。

通勤や通学に限らず、普段買い物をしたり映画を観に行ったり、またアルバイト先など生活圏を想定して、その中で一番長い区間の運賃で登録をすれば、「1ヶ月間自由に乗り放題!」という、あるようでなかったサービスです。

もちろん利用できるのは登録した本人のみです。

阪急バス登録型割引を適用するには、「PiTaPa倶楽部」という会員向けインターネットサイトに会員登録する必要があります。

ただし一か月間の定額サービスなので、登録された運賃区間の中で一回でも乗車があれば、その後何らかの理由で一切乗車がなくても、登録内容に該当する定額料金が請求されます。

一部コミュニティバスや催事輸送バス、深夜急行バスなど登録型割引が適用されない路線もあるので、事前に確認を行いましょう。

登録型割引の登録方法は?

まずPiTaPa倶楽部にログインしましょう。

会員登録していない場合は登録から行いましょう。無料で登録ができます。

PiTaPa倶楽部のメニューの中から「登録型割引サービス紹介・登録・取消」を選択し、「阪急バス」をクリックの上、希望の設定サービスを選択します。

適用期間は登録した月から12か月先までの任意の月か、無制限を選択することができます。無制限とは自分で変える手続きを行うまで、自動更新される仕組みです。

登録にあたっては毎月15日までに手続きを行った場合、その月または翌月からの適用開始が可能です。16日以降に登録した場合は、翌月からの適用開始です。

登録内容はいつでも、PiTaPa倶楽部にログインすることで確認することができます。

登録型割引の使用を取り消したい時や、選択した項目を変更したい場合も、PiTaPa倶楽部のWeb上で行うことができます。

取り消しの場合も15日が境目で、月の上旬であれば前月末までの適用、16日以降であれば当月末までの適用となります。

4.深夜バスを利用する場合

一部の路線で運行している深夜バスは、深夜割増料金がかかります。
PiTaPaで深夜バスに乗車した場合も、自動的に割増料金で引き落とされます。詳しい明細はPiTaPa倶楽部の利用履歴で、「通常運賃分」と「割増運賃相当分」の二つに分けて表示されるので分かりやすいと思います。

5.PiTaPaカードを紛失した場合

万が一PiTaPaカードを紛失・盗難した場合は、すぐにコールセンター窓口に連絡を入れましょう。

連絡を入れた時点ですぐに利用停止処置を行ってくれます。特に記名型のPiTaPaを持っている場合は、利用停止処置をした時点でのPiTaPa内に残ったチャージ残高を、所定の銀行口座に払い戻しをしてくれるサービスがあります。

コールセンターに連絡を入れる前までに使われてしまった残高については、保障の対象外になるので気をつけてください。

一定額の再発行手数料を支払うことで、2週間ほどでPiTaPaの新しいカードが再発行されます。新しいカードには区間指定割引の情報や、それまでの乗り降り駅などの履歴も引き継がれます。

その際新しいカードに対してのデポジット料金がかかります。なくなったと思っていたカードが出てきた時は、そのカードの分のデポジットが返金されます。

利用停止措置がなされているカードなので、再びそのカードを使うことはできません。

6.PiTaPaカードの払い戻し

PiTaPaカードを退会する場合は、カード内に残っている残高を払い戻して、口座に振り込んでもらうことができます。

自己都合での退会の場合は、払い戻し手数料が500円(税別)かかります。定期券も8日間経過していなければ払い戻しの対象となります。

7.バスと他の機関の乗り継ぎについて

バスと地下鉄や、バスとバスなどの乗り継ぎもPiTaPaの適用範囲内であれば、自動で乗り継ぎ運賃が適用され割引になります。

乗り継ぎの途中で適用外の路線を使用してしまった場合は、割引の適用にはなりません。

乗り継ぎ割引は乗車した順序で適用され、乗り継ぎまでの時間は90分以内と定められています。

残高が不足していて現金と磁気カードを組み合わせたい時や、精算機を利用したい時は係員に申し出てください。

8.PiTaPaが使えるバス会社

PiTaPaは、毎年加盟する交通機関や対応エリアが拡大していっています。

電車であれば阪急電鉄以外にも京阪電車や能勢電鉄、JR西日本が適用しており、大阪市交通局が運営する地下鉄・バス全路線、阪神電鉄、大阪モノレール、北大阪急行そして阪急バス、神姫バスが対象になっています。

また日本全国のJRの改札機とも提携されていて、PiTaPaを利用して旅先でもJRの旅を楽しむことができます。

9.まとめ

PiTaPaの基本的な使い方と、バスで使えるお得な乗車割引の説明を行ってきました。

交通網が発達している関西圏では、その時の状況によって色々な交通機関を乗り継ぎながら移動をする人も多いでしょう。

そのような時は毎回券売機とにらめっこして乗車券を購入するより、PiTaPaを1枚持っていれば自動計算でお得に乗車することができるのです。

好きな金額を券売機でチャージしながら使うことも出来ますし、ポストペイサービスを利用することもできます。

これを機会にお得なPiTaPaを1枚持ってみてはいかがでしょうか?