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「nimoca」のすベての種類と作り方をご紹介します!




「nimoca」のすベての種類と作り方をご紹介します!

1.nimocaの種類は?
2.ベーシックnimocaの作り方
3.スターnimocaの作り方
4.クレジットnimocaの作り方
5.nimoca定期券の作り方
6.nimoca小児用カードの作り方
7.障がい者用カードの作り方
8.まとめ

「nimoca」は、西日本鉄道(西鉄)が導入している交通系ICカードです。

改札機にタッチすることで、電車やバスの運賃を精算できるシステムです。平成20年からサービスが開始されました!

平成25年以降、Suicaやその他全国のIC系交通カードとの相互利用サービスも開始されています。

「nimoca」の種類と作り方を詳しくご紹介します!




1.nimocaの種類は?

まずは、nimocaにはどのようなカードの種類があるのを知っておきましょう!

nimocaには大まかに3種類のカードがあります。

▼【「ベーシックnimoca」とは?

まずは個人情報などの入力が不要なベーシックなnimocaです。

バス・電車の利用時のみポイントが付きます。販売価格は2000円で、現金でのみ支払いが可能です。2000円のうち500円が保証金であるデポジットです。したがって初回購入で使える額は1500円です。

その後希望額をチャージして利用を続けていきます。ベーシックなnimocaから途中で会員登録をすれば、スターnimocaに変更することができます。

▼【「スターnimoca」とは?

スターnimocaとは、会員登録が必要なカードです。

バス・電車の利用に加えて、nimocaの加盟店でお買い物をするとポイントが付きます。さらに個人情報を登録しているので、万が一紛失してしまった場合、再発行の手続きができます。再発行する時には紛失した分のカードに入っていた残高や、ポイントを引き継ぐことができます。

販売価格がベーシックのnimocaと同様に2000円で、内500円はデポジット料金です。個人情報が登録された証として、カードの表面に氏名と性別そして星マークが記載されます。一部のショップではデポジット料金だけで購入をすることができます。

スターnimocaは、記名した本人のみが使用可能です。またオートチャージ機能と言ってクレジットカードを搭載することで、チャージ残高が一定まで減った時に自動で追加でチャージできる機能を追加することができます。

▼【「クレジットnimoca」とは?

最初からクレジットカード機能が搭載されたカードが、クレジットnimocaです。

こちらは各クレジットカード会社が発行しているカードです。nimocaがクレジット機能を搭載したというより、正確にはクレジットカード会社がnimocaの機能を搭載しているという仕組みです。発行元はクレジットカード会社なので、各種手続きもクレジットカード会社窓口を通して行います。

このカードを作る特典は、クレジット決済でもポイントが貯まるということです。交通機関に乗るたびポイントが貯まり、さらにnimoca加盟店そして加盟店以外でクレジット決済してもポイントが貯まっていくので、かなりお得なカードです。

その他には銀行と提携したnimocaや、航空会社と提携したカードなども出されていて相互サービスが用意されています。




2.ベーシックnimocaの作り方

個人情報登録しないnimocaは、カードを購入することですぐ作ることができます。

九州各地のnimocaを販売している場所で購入してください。各バスターミナルや駅の窓口、IC対応券売機、定期券発売所などが代表的な場所です。その他バスの車内や電車内で発売されている場合もあります。ソラリアプラザや天神コアなどの商業施設にもカウンターがあります。

デポジット料金を含んだ2000円で購入することができ、購入後すぐに使うことができます。

またnimocaの最大のメリットは、コンビニエンスストアで購入することもできるということです。主に福岡市内のローソンでは、ほぼすべての店舗でnimocaを購入できます。

レジで用意されているので、店員さんにnimoca購入の旨を伝えると出してきてくれます。デポジット料金の500円だけで購入でき、取り急ぎ使用したい人には便利です。またレジでチャージを行うこともできます。

3.スターnimocaの作り方

購入場所はベーシックnimocaと同様です。ただしコンビニエンスストアでは購入することができません。

スターnimocaは、所定の申込書に必要事項を記入して提出する必要があります。オートチャージ機能をつけたい時は、さらにクレジットカード機能をつける必要があるので、別途申し込む必要があります。

途中で個人情報の変更があった場合は、都度窓口に届け出るようにしてください。登録した際の情報と現在の情報に相違がある場合、紛失届を行った時に保証がうまくいかない場合があります。

またnimocaをスターnimocaに変更したい時は、購入できる窓口にnimocaを持参して申込用紙を記入すると、そのままスターnimocaに変更することができます。こちらにかかる料金は無料です。




4.クレジットnimocaの作り方

クレジット機能が搭載されたnimocaを作る場合は、各種クレジットカード会社が窓口になります。

どのクレジットカード会社を選ぶかは、自分のライフスタイルに合わせてよく使うカードを選んでください。

ほとんどのカード会社は、インターネット上で申し込むことが可能です。迷う時は資料請求をしてから特典を見比べると良いでしょう。

オンラインの申し込みは24時間OKです。個人情報入力の上、申し込み内容の確認をして審査結果がメールで届きます。その後カードが自宅に郵送で届くので、届いたカードにチャージをして利用開始してください。

なおクレジットnimocaは、オートチャージ機能を設定することができます。カード残高が一定金額に達した時点で追加のチャージが自動でなされます。残高不足で駅の改札が閉じてしまうことがないので安心です。

またクイックチャージ機能というのもあり、新型ポイント交換機でクレジット決済でカード内に入金することができます。新型ポイント交換機の設置場所はまだ少ないですが、オートチャージ機能は怖いけれど現金もあまり持ち歩いていない人にとっては、クイックチャージ機能はとても便利なサービスです。

クイックチャージができる上限は1日1万円、1ヶ月5万円になっています。

5.nimoca定期券の作り方

nimocaに定期券の機能を搭載することができます。

定期券販売窓口で必要書類に記入の上、購入します。定期券には学生用の通学定期券・通勤定期券・エコ企業定期券・バス電車乗り継ぎ定期券・都心フリー定期券などがあります。 通勤定期券よりは通学定期券の方が割引率は高いです。

エコ企業定期券とは、企業単位で鉄道会社と契約している会社が、より割引率が高い金額で定期券を購入することができます。

いずれの定期券も、その権利を受けることができる証明書の提出が必要です。学生であれば通学証明書を学校から発行してもらう必要があります。

定期券申込書はインターネットからダウンロードすることができます。Web上で必要事項を入力の上プリントアウトすると、後は窓口に持っていくだけなのでとても楽です。

なお初回で申し込みが完了すると、2回目以降継続購入する時は、IC定期券自動継続機で購入することができます。ただしエコ企業定期券や身障者定期券などは対象外で、新年度がまたがる通学定期の購入も窓口で行ってください。

定期券は通用開始日の1ヶ月前から購入することができます。また定期券の機能のみ不要になった時は、定期券のみの払い戻しもできる他、nimocaのカードは引き続き利用することができます。




6.nimoca小児用カードの作り方

小学生以下が対象のカードです。自動的に小児用運賃で運用されます。

満12歳になる年度の3月31日まで利用可能です。更新手続きを行えばその年の4月1日以降、大人用のカードとして継続利用することができます。

利用する本人の生年月日がわかる公的証明書を、申し込み用紙と一緒に提出してください。本人が窓口で申し込みを行う場合も年齢確認書類は必要です。

代理人が購入する場合は、代理人の公的証明書も同時に必要なので忘れないようにしてください。

7.障がい者用カードの作り方

手続きに必要な書類は、身体障がい者手帳もしくは療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳・障がい者用カードなどです。

代理人が購入する場合は、代理人の公的証明書と委任状もしくは続柄がわかる公的証明書が必要です。(大分地区や函館地区では精神障がい者への割引は適用されません。)

初回購入時は翌々年の誕生日までが有効ですが、それ以降は毎年更新をする必要があります。更新手続きはバス営業所や定期券発売所で行っています。

8.まとめ

各nimocaの作り方について紹介してきました。

カードの種類によって必要になる書類や、購入できる場所が違うので気をつけてください。発行までに2週間ほど時間がかかるカードもあります。必要になる時までに間に合うように、余裕を持った手続きを行いましょう。