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まずは届け出!ICOCAの種類別に再発行・解約方法をチェックしよう!




まずは届け出!ICOCAの種類別に再発行・解約方法をチェックしよう!

1.ICOCAの種類
2.ICOCAの作り方
3.ICOCAの解約方法
4.スマートICOCAの解約方法
5.まとめ

ICOCA」は端末にタッチするだけで、自動改札が通れる交通系ICカードです!

ICOCAの基本的な利用可能エリアは「近畿エリア、岡山・広島・山陰・香川エリア、石川・富山エリア」となっています。

ICOCAはチャージすることでずっと使い続けることが可能ですが、引越しなどの事情でICOCAを解約したい時もありますよね?

種類別に「ICOCAカードの解約方法」をチェックしておきましょう!

1.ICOCAの種類

「ICOCA」は大きく分類して4種類のカードがあります!

まず1つ目として!一番手軽に発行することが可能な「ベーシックICOCA」があります。

「ベーシックICOCA」は無記名で作ることが可能なので、誰でも持つことができます。購入金額は2000円(デポジット料500円+チャージ1500円なので実質無料です。)となっていて、チャージを繰り返しながら利用します。

2つ目に「子供用ICOCA」があります。

「子供用ICOCA」は窓口で本人確認ができる書類を提出して発行してもらいます。子供割引料金が適用されるカードで、12歳まで利用可能です。

3つ目に、現金なしでチャージができる「スマートICOCA」という種類のICOCAです。

「スマートICOCA」の発行は「JーWEST会員」になることが条件となっていて、手持ちのクレジットカードを登録して「スマートICOCA」へのチャージをすることが可能です!

最後に、それぞれのICOCAは「ICOCA定期券」として定期券機能を搭載することができます。

ICOCAカード内にチャージ残高があれば、定期券の区間外を乗り降りすることも可能です。乗り越し料金も自動で計算して精算してくれます。




2.「ICOCA」の作り方

「ベーシックICOCA」と「大人用定期券」は、所定の券売機で自動発行することができます。

デポジット料金500円が含まれた金額での販売になっています。チャージも各駅に設置されていいるチャージ機や券売機で簡単に行うことが可能です!

他のIC系交通カードにあるサービスのように、オートチャージ機能やポストペイサービス(後払い)はICOCAでは利用することができません。

「子供用ICOCA」「子供用ICOCA定期券」を発行する時は、窓口で申し込み書類と一緒に公的な身分証明書を提出する必要があります。代理人である親が購入する場合でも提出が必要です。

「スマートICOCA」は窓口で作ることはできません。大阪駅にある「Club J-WESTサービスコーナー(大阪駅1F)」かインターネットサイトで書類の取り寄せが必要になります。

取り寄せた書類に必要事項を記入の上、提出書類とともに返信しカードが発行されます。「スマートICOCA」の利用は「JーWEST会員」に登録することが条件ですが、「JーWESTカード」というクレジットカードを所持していなくても利用可能です。

「スマートICOCA」は手持ちのクレジットカードで紐付けすることができるので、現金をあまり持ち歩かない主義の人にはお勧めのカードです。利用額に応じてJーWESTポイントが貯まる特典もあります!




3.ICOCAの解約方法

ここからは「ICOCA解約手続き」についてご紹介します!

ICOCAを解約する理由はそれぞれあると思いますが、以下の場合は解約の手続きが必要ありませんので、確認しておきましょう!

▼【①・ICOCAカードを紛失した場合

万が一ICOCAカードを紛失・盗難してしまった場合は、「解約手続き」ではなく「再発行手続き」を行うことで新しいカードを持つことができます。

記名式のICOCAを持っていた場合は保証の対象になるので、紛失届を提出した時点ですぐに利用停止処置をしてくれます。利用停止処置は電話では申し込むことが出来ないので必ず窓口に出向くことになります。

ただし保証の対象となるのは届出を行った日からなので、それまでに他者に悪用されてしまった分の保証は受けることはできません。また利用停止をしたICOCAカードがもし見つかった時でも、そのICOCAカードを再び使うことはできません。

ただし、利用停止しているICOCAカードでも、窓口に返却することでデポジット料金の500円は返金してくれます。ICOCAの再発行手数料は510円です。さらに再発行するカードのデポジット料金500円も必要になります。

新しいICOCAカードには無くしたカードの顧客情報と利用履歴、カード残高を移行してくれます。

再発行のカードは申し出た日の翌日から2週間(14日)以内に引き取りに行きます。いずれの申し出の場合も、出向く時には個人を証明する公的証明書が必要です。

注意が必要なのは、記名式ではないベーシックなICOCA(大人ICOCA)を持っている人は、紛失再発行の取り扱いが行われていません。

この場合は残念ながらチャージ残高については諦めないといけません。念のため駅や最寄りの交番に遺失物届を提出しておくとよいでしょう。

▼【②・こどもICOCAから卒業する場合

こどもICOCAを利用していて、12歳になる3月31日を過ぎた時点でこのカードは使えなくなってしまいます。この時は手数料無料で残高を払い戻しすることができますので、必ず無駄のないよう窓口に届け出てください。

▼【③・ICOCA定期券を作りたい場合

通常のICOCAに定期券の機能を搭載することができます!改めて別に定期券のICOCAを作る必要はありません。

ICOCAのどの種類にも定期券を搭載することができます。また定期券を搭載しながら通常のICOCAの機能も継続して使うことができますし、定期券の有効期限が過ぎた後もそのまま使い続けることができます。

▼【④・ICOCAが使えなくなった場合

ICOCAカードがなんらかの理由で改札機を通らなくなってしまった場合、手数料無料で新しいICOCAカードに交換してくれます。よほど利用者由来によるものでなければ料金を請求されることはないでしょう。

よく他のICカードやiPhoneを近づけると磁気不良を起こすと言われますが、ICOCAに関しては磁気を使っていないので、外的な圧力や傷が原因になっている可能性が大きいようです。

以上がICOCAの解約手続きが必要ではない事例です。

それでは、転勤や引っ越しなどでICOCAが不要になった場合の解約方法はどうすればいいのでしょうか?




▼【ICOCA払戻額の計算方法は?

ICOCAの解約は各窓口でICOCAを解約したい旨を伝えて、ICOCAを返却することで解約手続きが終了します。その時にデポジット料金の500円を返金してくれます。

ICOCAの中に残っている残高の払い戻しを行う時は、別途本人を確認できる証明書の提出を求められることがあります。

払い戻しにかかる計算式は以下の通りです。

通常利用のICOCAの場合

「カード残高ー払い戻し手数料220円+デポジット500円=払戻額」

ICOCA定期券の場合

「定期部分の払い戻し額+カード残高ー払い戻し手数料220円+デポジット500円=払戻額」

払い戻し計算額が220円以下の場合は、デポジット料金のみが返金されます。ICOCA定期券の定期券部分のみ払い戻しを行い、ICOCAカードを引き続き通常利用として利用することも可能です。

二区間分の割引が適用された定期券を払い戻しする際は、手数料が倍の440円かかります。

子供用カードの有効期限を過ぎたカードは、払い戻し手数料はかかりません。

定期券部分の払い戻しは、1ヶ月以上有効期限が残っていればその分を払い戻し可能です。例えば3ヶ月の定期を買って、1ヶ月しか利用しない段階で払い戻しをした場合は、2ヶ月分の料金が払い戻されます。

払い戻しは原則として現金で行われますが、一部クレジットカードで購入した人に関しては取り扱いが異なるので、窓口で確認しましょう。




4.スマートICOCAの解約方法は?

スマートICOCAの場合は、クレジットカードと紐付けされているので、簡単に駅で解約手続きを行うことができません。

大阪駅にある「Club J-WESTサービスコーナー(大阪駅1F)」に向かうことができない人は、退会に必要な書類を取り寄せた上で郵送で解約の申し込みをすることになります。

解約が完了した時点で、指定した口座に所定の払い戻し金額が振り込まれます。

通常のICOCAを持っていてスマートICOCAに入り直したい時は、通常のICOCAの部分の払い戻し手数料を免除してくれるサービスがありましたが、現在はサービスが終了しています。

5.まとめ

ICOCAの解約に関する情報をまとめてみました!

特に転勤族の人は、各地のICカードに買い替えをするパターンが多いと思います。

引っ越しがわかった段階で早めに解約手続きを行い、無駄のないように返金手続きを行っていきましょう!

参照元:SMART ICOCA J-WESTカード:JRおでかけネット|公式サイト
参照元:ICOCA|南海電鉄|公式サイト