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「JMB nimoca」は定期券になる?nimocaとの違いを解説します!




「JMB nimoca」は定期券になる?nimocaとの違いを解説します!

1.nimocaは九州エリアのIC乗車券です!
2.「JMB nimoca」って?
3.「JMB nimoca」の主な特徴とは?
4.定期券としても利用できます!
5.「JMB nimoca」を紛失してしまった時は?
6.まとめ

nimoca」は西日本鉄道(100%子会社の株式会社ニモカ)が発行しているIC乗車券です。

JMB nimoca」というカードも存在していますが、ご存知でしょうか?

「JMB nimoca」は通常の「nimoca」とは何が違うのでしょうか?

1.nimocaは九州エリアのIC乗車券です!

「nimoca」は全国に数多く存在しているIC乗車券の1つです!

全国に多数存在している「交通系IC乗車券」はほとんどが相互利用が可能となっていますが、発行元によって利用エリアがそれぞれ決まっています。

「nimoca」は「九州エリア」が基本的な利用エリアとなっているカードです。

エリア内の西日本鉄道を始めとする各私鉄やバス(※一部、対応していない路線もあります。)JR九州の鉄道の乗車に利用が可能ですが、さらに相互利用が可能な全国のIC乗車券の代わりとしても利用することができます。

定期券にもなります!

「nimoca」は西日本鉄道の定期券としても利用も可能です。ただし、他の路線との連絡定期券としては、地下鉄の一部を除いて対応していません。

nimocaはデポジット制です!

他の多くのIC乗車券と同様に、nimocaにも「デポジット制」が採用されています。デポジットとは、IC乗車券自体の使い捨てを防止する為の保証金のことで、1枚のnimocaにつき500円が徴収されます。

不要になったnimocaを返却すれと、その時にデポジットの500円は返金してもらうことができます。(※220円の手数料がチャージ残高より差し引かれますが、デポジットの500円分だけは保障されます。)




2.「JMB nimoca」って?

「JMB nimoca」は「日本航空(以下、JAL)」と「西日本鉄道」の提携で誕生したクレジットカードです。

国際ブランドはVISAのみとなっており、JALの「マイレージバンクカード」と「nimoca」が一体になっています。

申し込みが必要です!

JMB nimocaはクレジットカードなので、このカードを発行する為には所定の申込みを行う必要があります。

JMB nimocaの申し込みは専用の入会申込書で行います。西日本鉄道の主要駅に置かれている入会申込書を利用するか、nimocaのホームページから郵送を希望することができます。

JMB nimocaの発行には審査があります!

JMB nimocaに申し込みが出来るのは18歳以上(高校生を除く)で、原則的に定期的な収入がある人が対象です。他のクレジットカードと同様に申込み情報を元に審査が行われ、それに合格できると発行を受けることができます。

小児用はありません

nimocaには小児料金専用のカードが用意されていますが、JMB nimocaは18歳以上が対象なので、一般料金専用となります。

nimocaと同様にチャージが行えます!

JMB nimocaは見た目はクレジットカードそのものですが、nimoca機能が付帯されているのでカードに直接チャージを行うことができます。つまり、nimocaとして使う分にはクレジットカードであることは考えなくていいのです。

2万円までチャージできます!

通常のnimocaカードと同様に、JMB nimocaには最高2万円までチャージすることができます。チャージには西日本鉄道の券売機やバスの中のチャージ機がそのまま利用できます。




3.「JMB nimoca」の主な特徴とは?

「JMB nimoca」の特徴とメリットをチェックしておきましょう!

発行料や年会費が一切掛かりません!

JMB nimocaはクレジットカードとしての年会費が永久に無料なので、持っているだけなら特に費用が掛かることはありません。そして、nimocaとしてのデポジットも必要ありません。

通常のnimocaは2,000円の額面のみでの販売で、そのうち500円はデポジットなのでチャージ残高としては1,500円となっていますが、JMB nimocaは発行された時には一切チャージ残高は無いので、nimocaとして利用するにはまずチャージをするところから始めてください。

有効期限があります!

JMB nimocaにはクレジットカードとしての有効期限があります。この有効期限が過ぎてしまうと、カードとしての全ての機能が利用できなくなります。クレジットカードとしてだけでなく、nimocaとしても完全に無効になってしまいます。

その期限の前に新しいカードが郵送で送付されてくるので、西日本鉄道のnimocaを取り扱っている窓口までその2枚を持参して、nimocaに関するデータの移行処理を行ってもらってください。

データの移行処理をすることによって、チャージ残高などnimocaの内容は全て新しいカードに引き継がれます。

ポイントの相互交換が可能です!

nimocaは利用によってポイントが付与される仕組みですが、「JMB nimoca」でも通常のnimocaカードと同様にnimocaポイントが貯まります。

JMB nimocaでは、ポイントをJALのマイルに交換することができます。ただし、鉄道やバスの利用で貯まったポイントは対象外で、nimocaのチャージ残高を電子マネーとして利用した場合に付与されたポイントに限ります。

逆に、クレジットカードのJALマイレージバンクカードとして貯まったマイルをnimocaのポイントに交換する際にはそのような条件はなく、1万マイル単位での交換で、そのまま1万ポイントに交換できます。(年間に2万ポイントまでです。)




4.定期券としても利用できます!

「JMB nimoca」は「nimoca定期券」として利用することができます!

カードの表面を見るとクレジットカードそのものですが、裏面の左側に書き換えが可能な印字エリアが用意されており、定期券にした場合にはここにその情報が印字される仕組みです。

定期券にできる条件は、通常のnimocaと同様です。西日本鉄道全線の定期券、または一部の地下鉄との連絡定期券、もしくはバスの定期券にもなります。

消去にも対応しています!

定期券にしたnimocaは有効期限が切れてしまっても、表面の情報だけは残ったままになります。

継続購入をしない場合は紛らわしいので、西日本鉄道のnimoca対応窓口でその消去を行ってもらうことができますが、JMB nimocaでも同様に期限の切れた定期券情報の印字を消去してもらえます。

5.「JMB nimoca」を紛失してしまった時は?

JMB nimocaの紛失時には、まず西日本鉄道のnimoca対応窓口までその旨を直接伝えてください。

ここで紛失届に記入をして提出しますが、その際には運転免許証などの身分証明書の提示が必要です。手続きが完了すると、再発行整理券が発行されます。

この後にカードの発行元であるJALマイレージバンクに連絡をすると、1週間程度で新しいカードが到着します!




届いたままでは利用できません!

新しいカードが届いても、そのままでは利用しかできません。紛失する前の状態に戻すには、紛失届を提出した時に発行された再発行整理券と共に西日本鉄道のnimoca対応窓口まで持参してください。

ここで再発行手数料の510円を支払って、元のJMB nimocaの内容に戻してもらうことができます。

定期券情報もそのままです

紛失したJMB nimocaを定期券として利用していた場合は、定期券の情報もそのまま新しいカードに移行されます。チャージ残高も再発行整理券を発行した時点の通りになります。

古いカードが見付かった時には?

紛失したと思ったカードが後から見つかった時には、ハサミを入れて破棄してください。JMB nimocaには元々デポジットが採用されていないので、使えなくなった後のカードには一切価値はありません。

再発行整理券を発行した時点で、前のカードは一切利用できなくなっています。新しいカードが届く前に見付かった場合でも、そのまま破棄してしまってください。

6.まとめ

JMB nimocaはJALのマイレージバンクカードとnimocaが1枚になったとても便利なカードです!発行には一切費用が掛からず、デポジットもありません。

最大の特徴は定期券としての利用もできることです!「JMB nimocaカード」があれば別にnimocaを持つ必要はありませんね!

参照元:JALマイレージバンク – JMB nimoca – JAL国内線