残高確認.com

実は静岡銀行の規模は都市銀行クラス!残高照会もネットで簡単?




実は静岡銀行の規模は都市銀行クラス!残高照会もネットで簡単?

1.地方銀行では3本の指に入る規模です!
2.国内に10の子会社が存在します!
3.静岡銀行のインターネット支店とは?
4.2種類のネットバンキングが利用可能
5.多数のATMに対応しています!
6.まとめ

静岡銀行」は、数多い地方銀行の中でもトップクラスの規模を誇る銀行です。

静岡銀行の特徴、ネットバンキングの利用方法などを細かくチェックしておきましょう!

1.地方銀行では3本の指に入る規模です!

現在の地方銀行の中で、一番の規模を誇るのは「横浜銀行」です。その次が「千葉銀行」、そして3番目がここでご紹介する「静岡銀行」となっています!

それだけ静岡銀行は地方銀行として、本店、支店を合わせて200店舗以上を展開しています。

多数の銀行を吸収して大きくなりました!

静岡銀行の母体は、明治時代に設立された第三十五国立銀行です。

この銀行が民営化され、三十五銀行と改称した後に、遠州銀行、資産銀行、西遠銀行の3銀行が合併した(新)遠州銀行を吸収して、さらに、旧静岡銀行とも合併して静岡三十五銀行という名前になりました。(※存続銀行は三十五銀行です。)

この後にも8つの銀行と1つの信用組合を吸収したところで、静岡銀行と商号を変更しました。1961年には東証一部に上場して現在に至っています。

これだけ多くの銀行(と信用組合)を吸収して育ってきた銀行なので、現在でもかなりの規模の地方銀行だというのにも納得です!

信販会社も設立しました!

静岡銀行となった後には、「静銀ディーシーカード」という信販会社も設立しました。この会社は静岡銀行の100%子会社で、合併が落ち着いた後にはクレジットカード事業にも手を伸ばしたということです。

三菱UFJ銀行と資本関係があります!

現在では大手都市銀行の三菱UFJ銀行の資本も入っていることから、同銀行とは密接な関係にあります。

このような点から、静岡銀行は単なる地方銀行という枠には留まらない、大手都市銀行を入れても日本で実質的に7位や8位にランクインするほどの銀行なのです。




2.国内に10の子会社が存在します!

現在、静岡銀行には国内に10の連結子会社が存在しており、海外にも2つの子会社があります。信販会社だけでなく、「静銀ティーエム証券」という証券会社もあり、独自のフィナンシャルグループを形成していると言っても過言ではありません。(※実際のフィナンシャルグループとしては存在していません。)

三菱UFJ銀行との共同出資です!

静銀ディーシーカードと静銀ティーエム証券は、現在共に三菱UFJ銀行との共同出資で経営されています。静岡銀行自体に三菱UFJ銀行の資本が入っているだけでなく、子会社の経営にも三菱UFJ銀行の影響が見え隠れしています。

これは、決して悪い意味ではなく、日本最大のメガバンクとそれだけ繋がりが深く、グループ全体で安定した経営が行えているということに他なりませんね!

海外進出もしています!

静岡銀行には、ベルギーのブリュッセルに「欧州静岡銀行」が、アメリカのマンハッタン島に「静岡銀行ニューヨーク支店」があります。

前者は現地法人の別会社で、静岡銀行の連結子会社の1つです。後者は同銀行の支店の1つで、以前はニューヨーク世界貿易センタービル内にありましたが、かつての同時多発テロに巻き込まれたために、現在の場所に移転しました。




3.静岡銀行のインターネット支店とは?

静岡銀行には、来店が不要で口座が開設できるインターネット支店があります。

静岡銀行インターネット支店の特徴として、スマホから一切の書類への記入の必要がなく、簡単に口座の開設が行える点が挙げられます。

もしくは郵送での開設も可能となっており、もちろんキャッシュカードの発行があるので、通常の支店の口座と比較しても利便性に困ることはありません。

特別サイトが用意されています!

静岡銀行インターネット支店の口座には、ネットバンキング用の”Webウォレット”という特別サイトが用意されています。

通常の支店用のネットバンキング機能とは別で、この支店の口座専用です。ここで行えるのは残高照会や入出金明細の確認、振込など、一般的なネットバンキング機能と一緒です。

キャッシュカードの手数料がお得です!

インターネット支店口座のキャッシュカードは、静岡銀行ATM、イオン銀行ATM、セブン銀行ATMの利用時に入出金手数料が無料になります。ただし、イオン銀行ATMは、通常の支店口座のキャッシュカードでは無料にならないので、この点はインターネット支店の口座だけの特典です。

通帳の発行がありません!

静岡銀行のインターネット支店口座には、通帳がありません。なので、残高照会や入出金の明細は、上記のWebウォレットで行います。(※ATMでの残高照会は普通に行えます。)

通帳の発行がない点だけは、通常の支店の口座より利便性を欠きますが、その代わりにイオン銀行のATMを手数料無料で利用できるという特典が付いていると考えていいでしょう。




4.2種類のネットバンキングが利用可能

通常の支店口座では、「しずぎんダイレクト」というネットバンキングが利用できます。

こちらは申込みを行うことで利用できるようになる仕組みで、インターネット支店のように、ネットから残高照会や手軽に入出金明細の確認、振込が行えます。

申込みが行える条件は、インターネット支店以外の口座を所持していることと、その口座のキャッシュカードの発行を受けていることです。

”ダイレクトライト”という簡易版があります!

ダイレクトライト」は、特に申込みを必要としないネットバンキング機能で、キャッシュカードの発行を受けている人なら誰でも初回の利用登録だけで、すぐ利用できるようになります。(※登録にはメールアドレスが必要です。)

ただし、残高照会と入出金明細のみの提供となっており、「しずぎんダイレクト」と比較した場合、あくまで簡易版という扱いです。また、インターネット支店の口座には対応していません。同支店の口座では、Webウォレットの方を利用してください。

アプリでの提供も行っています!

ダイレクトライトは、Webサイトから利用する以外に、スマホ用のアプリでも提供されています。振込には利用できませんが、残高照会と入出金明細の確認なら、このアプリの利用が一番便利です。




5.多数の銀行ATMに対応しています!

静岡銀行のキャッシュカードは、同銀行のATMだけでなく、イオン銀行セブン銀行ゆうちょ銀行のATMでも利用することができます。

また、セブンイレブン以外のコンビニに設置されている「ローソンATM」や「E-net」(主にファミリーマートに設置されています。)のATMにも対応しているので、キャッシュカードの利用で困ることはまずありません。

県外にも設置されています!

静岡銀行の支店は静岡県外にも多く、東京都、神奈川県、愛知県、大阪府のそれぞれの都道府県にあります。特に神奈川県には18店舗もの支店があり、それぞれの支店には、もちろんATMコーナーが設置されています。

利用できるATMのうち、静岡銀行とセブン銀行のATMでは平日の日中の時間帯(8時45分~18時)の入出金手数料が無料ですが、その他のATMの場合は入金のみ無料となっており、出金にはその都度108~216円の手数料が掛かってしまいます。

県外にも自前のATMが多いというのは、この点を考慮すると、それもまたメリットの1つなのです。

インターネット支店の場合は異なります!

静岡銀行の場合。インターネット支店口座のキャッシュカードなら、イオン銀行でも入出金の手数料が無料です。この特典は是非有効に利用してください。

6.まとめ

静岡銀行は地方銀行ながら、独自の金融グループを形成しているほどの規模の大きさが魅力の銀行です!

ネットバンキング機能にも力を入れており、残高照会と入出金明細の確認だけなら申込みが不要で、スマホ用のアプリから手軽に行えるのが特徴です。

地方銀行の中でも、規模の大きさによる安定感、安心感は利用者として嬉しいですよね!