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結婚式のお車代とは?相場はいくら?渡し方は?御礼の謎を教えます!




結婚式のお車代とは?相場はいくら?渡し方は?御礼の謎を教えます!

1.そもそも「お車代」とは?
2.お車代の相場は?いくらぐらい?
3.渡し方は?誰が渡す?いつ渡す?
4.封筒はどんなものがいい?
5.列席者のホテルも手配する場合は?
6.まとめ

「結婚式」は新郎新婦のお二人を祝うために、沢山のお客様をお招きしてお披露目する場ですね。

多数のお客様を、新郎新婦の都合でお招きするので、そこには数々の「お礼」を準備しなくてはなりません。そのひとつが「お車代」です。




1.そもそも「お車代」とは?

「お車代」とは、遠方から結婚式に来てくれた方にお渡しするお礼のことです。

これは、言い換えると「交通費」のことです。

首都圏であれば都内近郊から来られた方にはお渡ししません。地方や海外など、飛行機や新幹線、バスなどを利用して遠いところから来てくれた方にお渡しします。

本来、お車代とは交通費のことなのですが、それと混同してしまうお礼があります。それが「お礼」です。

それは主賓のご挨拶や乾杯のご挨拶をしてくれた方にお渡しするお礼のことです。主賓や乾杯のご挨拶をしてくれる方は、一般的には新郎新婦の上司であることが多いです。

日頃からお世話になっている上司にご挨拶をしてもらうのですから、「お礼」を準備するのが一般的です。

また、祝辞などのご挨拶をお願いしていない場合でも、日頃からお世話になっている上司にお礼をお渡しすることもあります。

結婚式と言う場は、家族と会社関係の方がお会いすることのできる唯一の場です。そこで両親が上司や同僚にご挨拶をしながら「お礼」を渡すことでポイントを上げるという役割もあります。

この他にも、余興をしてくれる方やスピーチをしてくれる友人、受付を担当してくれた方などにお礼を渡す場合もあります。

「お礼」とは結婚式で何かしらの役割をしてくれた人にお渡しするお礼のことです。

一般的に、「お車代」と「主賓お礼」を混同している方が非常に多いようです。何かしらお礼を渡しすることは一緒なのですが、目的や内容が違いますので注意が必要です。

「お車代」はあくまでもその名の通り、「交通費」のことになります。しかし、昔ながらの風習のご家庭や地方では全てをまとめて「お車代」と呼んでいる場合もあります。

元々は主賓の方が結婚式会場まで来ることにかかった費用のタクシー代などの費用を「お車代」と呼んでいました。しかし、首都圏では電車を使うことが一般的であり、そんなに交通費はかかりません。

社長などの偉い地位の方や政治家や官僚などの場合は、いつも利用している運転手にお願いしていることも多いので、実際にその費用を計算するのは難しくなります。

また、自分の車で来られる方もいるために、「お車代」という括りにしてしまうと準備するのが非常に難しくなります。

そのような理由もあり、現代ではお車代は交通費として捉えられることが一般的です。

これはあくまでも首都圏の場合ですので、地方などの独自の文化がある地域の場合には、その地域にあった方法で用意することも必要です。




2.お車代の相場は?いくらぐらい?

お車代の相場とはどれぐらいになるのでしょうか?一般的には、交通費の半額から全額お渡しすることが多いです。

お金に余裕がある場合は、全額お渡しした方が良いです。そんなに余裕がないけど気持ちだけはと言う場合には半額ぐらいが妥当だと思います。

近年は日本の国際化も進んでいるので、海外から結婚式に参列するためにいらっしゃる方も多数います。飛行機で海外から来ていただいた方には全額渡すのが一般的です。

国際便だとお金がかかりますので、それも考慮した上で参列してもらうことが必要です。

ただし、会社によっては受け取らないという決まりがある場合もあるので、どうすれば受け取ってもらえるのかといった配慮も考える必要があります。




3.渡し方は?誰が渡す?いつ渡す?

お車代の渡し方は基本的には二種類あります。よく知られているのが、「受付から渡す」方法です。

お客様が受付をした際に、受付担当者からお客様にお車代をお渡しするという方法です。

ハウスウェディングの場合には、新郎新婦やそのご両親と受付担当者の間に会場スタッフが入ります。主に新郎新婦からお車代をお渡しする方の説明を受け、それを受付担当者にその詳細を説明します。

そのため、受付担当者もスムーズにお車代をお渡しすることができる仕組みになっています。

また、万が一、受付担当者がお車代を渡し損ねるなどのトラブルが発生しても、スタッフがフォローしますので安心してお任せすることができます。

もう1つが「両親から渡す」方法です。例えば、主賓や乾杯のご挨拶をしてくれた上司が遠方から来た場合です。

その場合は「お礼」とは別に「お車代」を用意します。どちらも一緒に同じ封筒に入れてしまうと全てを「お礼」だと捉えられてしまうため、一般的に同封はしません。

「主賓お礼」は、両親からご挨拶回りの際にお渡しするのが一般的です。

日頃お世話になっている上司に両親がご挨拶できる機会は滅多にないので、この時にお礼をしながら挨拶回りをします。その際に「お礼」もお渡しします。

この時に「お礼」と「お車代」を二部一緒にお渡しするかが問題となります。二部になるので重ねて渡してしまえば良いのですが、「お礼」を受け取られない方も多くいらっしゃいます。

そのため、「お車代」だけは受付からお渡しして、「お礼」だけを両親からお渡しするのが一般的です。受付からお渡しされた方が受け取りやすのではないか?という配慮した方法です。

職場と結婚式を行う場所が離れている場合には、会社関係の方全員にお車代があることになります。そういった場合、他の方も受け取っていると上司も受け取りやすくなるのです。

この他に「新郎新婦が直接本人に渡す」という方法もあります。これは一般的な方法ではありませんが、こういう方法を使う方もいます。

大体の場合、披露宴がお開きになった後の送賓の際に新郎新婦が直接ご本人にお渡します。送賓の時にプチギフトと共に渡すことができるので、仲の良い関係ですとこの方法も良いと思います。

また、親族にお車代がある場合もあります。

親族の場合は、親族控室で両親がご本人にお渡しすることが多いです。親戚という間柄、新郎新婦の気持ちで準備したものと言うよりは、両親が準備することがほとんどです。

親族間の関係性など複雑なものもありますので、この場合には両親にお願いした方がいいと思います。兄弟が遠方から来た場合にも同じことが言えます。

こういった場合、ほとんどは新郎新婦ではなく両親がご用意をすることでしょう。




4.封筒はどんなものがいい?

多様性のある時代になったため、封筒は人それぞれです。お車代は「お礼」とは違って堅苦しいものではないので、一般的には普通の封筒をご用意される方が多いです。

よく使われているのが「御車代」と書かれている白い封筒です。一番無難であり失礼にもなりません。

しかし、現在では封筒ひとつでも沢山の種類があるため、人によってその選び方は異なります。

例えば、ポチ袋のような小さな封筒でも「御車代」と書かれているものがあります。上司などの主賓の方にお渡しする予定がなければ、可愛いものを使ってもいいと思います。

「お礼」とは違って、あくまでも交通費の実費をお渡しするものなので、そんなに堅く考えなくていいと思います。

5.列席者のホテルも手配する場合は?

結婚式の日取りや場所によっては、遠方から来られた方はホテルに泊まることが必要となる場合があります。

この場合には交通費とは別にホテル代も準備する必要があります。新郎新婦が遠方からの方のホテルをまとめて手配する場合は、ホテル代は新郎新婦が用意をします。

しかし、何らかの事情があったりする場合は、ホテル代と交通費をまとめてお渡しするという場合もあります。

そういった場合には事前にお渡しするのか、ホテル代だけを先にお渡しするかなどの工夫も必要となります。

クレジットカードを使う現代では後払いのことが多いのですが、現金で前払いをしたい場合などもありますので、そこはお客様と相談して決めるといいでしょう。

6.まとめ

結婚式には沢山の「お礼」をご用意しなくてはなりません。新郎新婦のために足を運んでくださるのですから当然です。そのひとつが「お車代」です。

遠方から来てくれた方に、それにかかった交通費の半額から同額お渡しするのが「お車代」です。

結婚式にはお金がかかりますので、余裕がない場合には気持ち分だけでもいいので用意する必要があります。