残高確認.com

銀行系だから安心!バンクイックはどんなカードローン?残高照会方法は?




銀行系だから安心!バンクイックはどんなカードローン?残高照会方法は?

1.三菱UFJ銀行のカードローンです!
2.銀行カードローンならではの安心感がある?
3.バンクイックの特徴は?
4.キャッシュカードを利用するカードローンもある!
5.まとめ

「バンクイック」は、三菱UFJ銀行が提供するカードローンの名称です。

ここでは、「バンクイック」を利用したカードローンの特徴について詳しく解説します!

三菱UFJ銀行が扱っている他のカードローンとは、どんな違いがあるのでしょうか?

1.三菱UFJ銀行のカードローンです!

一昔前までは、カードローンと言えば主に大手消費者金融が提供するものでしたが、最近では沢山の銀行からもカードローンサービスの提供が始まっています。

これには、日本銀行の”ゼロ金利政策”や”マイナス金利政策”が大きく絡んでいます。

ゼロ金利やマイマス金利って?

銀行は預金者に口座とそれに関する各種のサービスを提供する代わりに、預金された残高を運用して利益をあげています。銀行に預金するということは、つまりはその銀行に対してお金を貸してあげているということなのです。

銀行側は安定して利益を出す為に、以前は集まった預金を「銀行の銀行」とも呼ばれる日本銀行に預入れ、利益を出すということをしていました。

しかし、その日本銀行が各銀行からの預入れに対しての金利を一時期ゼロに、そして、今ではマイナス(預けると逆に減ってしまう)にしてしまいました。

これは、日本銀行に預けて増やすのではなく、もっと一般に融資をしてその金利で増やすようにという意味からです。そうしないと、世の中にお金が回らないというのが一番の理由です。

貸さなくては利益が上がりません!

日本銀行のマイナス金利が定着した現在では、各銀行は一般にお金を貸さないことには利益を上げられません。そこで、住宅ローンの金利を大幅に下げて借りやすくした他、比較的気軽に利用することができるカードローンに力を入れてきたのです。

住宅ローンは堅いと言えば堅い融資ですが、20年や30年にも掛けての回収になります。その為、すぐに利益として計上できるような融資とは言えません。そこで、それよりも毎月着実に金利と元金を徴収できるカードローンをメインの商品として宣伝し始めました。

三菱UFJ銀行が提供しているカードローンはバンクイックという名称で、消費者金融のように限度額式での契約です。最高の限度額は500万円と大手消費者金融並で、有名な銀行カードローンの1つです。




2.銀行カードローンならではの安心感がある?

同じカードローンを利用する場合でも、大手消費者金融より三菱UFJ銀行のような大手都市銀行の方を利用した方が安心だと思われるかも知れませんが、実は全くそのようなことはなく、逆に”銀行カードローン問題”を引き起こしてしまったほどです。

銀行カードローン問題とは?

消費者金融には総量規制という年収による融資制限が適用されます。これによって、最高でも年収の1/3までしか借りることができないので、年収が300万円なら100万円が契約できる最高の限度額です。

しかし、銀行にはこの総量規制の適用がないので、場合によっては年収と同額程度まで借りることもできました。このような返済能力を大きく超える過剰な融資により、返済不能者を増やすことになってしまったのが、この銀行カードローン問題です。

現在では対策されています!

各銀行がメインの商品とも言えるカードローンでなるべく高額を融資をし、利益を上げたいと考えるのも分かりますが、さすがにこの状況を見かねた金融庁は、銀行カードローンに対して消費者金融の総量規制に相当する(※総量規制自体が適用された訳ではありません)自主規制を促しました。

その為、現在ではどの銀行のカードローンを利用しても、年収の1/3がおおよその借りられる上限で、更に、銀行カードローンによる即日融資は完全に禁止になりました。

バンクイックでも同様です

三菱UFJ銀行の提供するバンクイックでも、借りられるのは年収の約1/3までとなっています。そして、三菱UFJ銀行の各支店にあるテレビ窓口(※消費者金融の自動契約機のようなものです)から申込みを行った場合でも、即日融資を受けることはできなくなっています。

また、以前は自身には収入のない専業主婦でも少額なら利用できましたが、現在では原則的に本人に収入がないと契約できないことになりました。これらによって、消費者金融のカードローン並の成約が付いたと言えるでしょう。

即日融資は今では消費者金融だけなんです!

以前はバンクイックを含む、色々な銀行カードローンで即日融資を受けることができましたが、今では銀行カードローンでの即日融資は行われていません。その為、急ぎの場合には消費者金融、少しでも金利が低いことを望むなら銀行カードローンという棲み分けが確立したとも言えるのです。




3.バンクイックの特徴は?

「バンクイック」には三菱UFJ銀行の各支店にあるテレビ窓口、または直接支店の店頭、申込書の郵送、そして、インターネットからでも申込みを行うことができます。

最短で申込みの翌日から借入れを行うことが可能なので、バンクイックの名前の入ったキャッシング専用のカードの発行があります。

このカードは同銀行のATMや、提携先のATM(コンビニ等)で利用でき、カードローンとして大手消費者金融とほとんど変わらない利便性があるのが特徴です。

最高金利が14.6%です!

消費者金融のカードローンでは、最高で年利18%の金利のことがほとんどですが、バンクイックの金利は最高でも14.6%となっています。即日融資こそ行っていませんが、できるだけ低い金利でカードローンを利用したいなら消費者金融よりおすすめだと言えるでしょう。

バンクイックには契約者専用サイトがあります!

バンクイックには契約者専用のサイトが用意されており、契約者はカード番号と暗証番号を入力することで利用することができます。ここでは限度額や残りの借入可能金額の照会などが行えます。

また、ATMにバンクイックのカードを挿入した時にもこのような残高照会が可能なので、残りの借入可能金額などの確認はいつでも行えます。




4.キャッシュカードを利用するカードローンもある!

三菱UFJ銀行ではこのバンクイックの他に、「マイカードプラス」という名前のカードローンも提供しています。このマイカードプラスはキャッシング専用のカードではなく、同銀行の銀行口座用のキャッシュカードをそのまま利用するのが特徴です。

自動融資専用のカードローンです!

マイカードプラスは自動融資専用のカードローンとなっています。この自動融資とは、その口座の残高がマイナスになる引き落としがあると、その分を自動的にカードローンの借入れと扱う仕組みです。

例えば口座の残高5,000円の状態で、7,000円の引き落としがあると、差額の2,000円がそのまま借入れになります。引き落とせなかった残りの金額に対して自動融資機能が働くということです。

この分の返済は同じ口座からの引き落としで後日行われ、このカードローンの返済に対しては当然自動融資機能は働きません。

申込みを行えば利用できます!

このカードローンは利用前にはもちろん審査がありますが、キャッシュカードを持っている人が申込みを行うと、比較的簡単に契約することができます。

その理由は、何かの引き落としに対してしか利用できないからです。バンクイックは完全な融資型なので、このカードローンより審査が厳しいと考えておいてください。

5.まとめ

バンクイックは三菱UFJ銀行が提供するカードローンの名称で、大手消費者金融並の利便性のある銀行カードローンです。

金利は消費者金融のそれより低く、残高照会なども容易に行えるので、それほど急ぎで無ければおすすめのカードローンの1つだと言えそうです!

参照元:カードローン「バンクイック」 金利年1.8%~年14.6% | 三菱UFJ銀行