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便利な駅中ATM!「ビューアルッテ」って何?詳しい使い方と特徴は?




便利な駅中ATM!「ビューアルッテ」って何?詳しい使い方と特徴は?

1.ビューアルッテの特徴は?
2.ビューアルッテにできること!
3.ビューアルッテの注意点
4.ビューアルッテの設置場所は?
5.ビューアルッテの提携先は?
6.提携銀行の預貯金を引き出す手数料は?
7.ビューアルッテの残高照会方法
8.まとめ

ビューアルッテ」は、東日本旅客鉄道が駅などに設置しているATMの愛称です。

主に「ビューカード」の取引用ATMとして活用されていますので、利用したことがある方も多いと思います!

でも、ビューアルッテという名称はあまり聞き馴染みがないですよね?

そのためか、実際のビューアルッテの機械にも「VIEW ATMコーナー」と大きく記載がされていて、様々な説明表記にも 「JR東日本駅のATMコーナー」と記載されていることが多いんです。

実はあまり知られていない「ビューアルッテ」の使い方、残高照会方法などをご紹介します!

1.ビューアルッテの特徴は?

「ビューアルッテ」は始発から終電まで使えるATMを目指して、設置駅の運行時間帯に合わせて稼働しているのが特徴です。

駅によっては朝の4時20分頃から深夜の1時30分頃まで稼働しているので、利用者の利便性を高めています!

郵便貯金(ゆうちょ)との提携もされているので、ゆうちょの預金引き出しや残高照会のサービスを行うこともできます。




2.ビューアルッテにできること!

実際にビューカードのATM(ビューアルッテ)で可能な操作をご紹介します!

①・現金の引き出し

ビューアルッテを利用して、ビューカードでの貸付金の引き出しを行うことができます。つまりキャッシングのことですね!また、ビューカード以外でも提携しているクレジットカードやローンカードによるキャッシングを行うこともできます。

ゆうちょ銀行のように提携している銀行などの預貯金を引き出すこともできるので、ビューアルッテでお金を引き出している人すべてが、キャッシングというわけではありません。

②・ビューカードの返済方法は現金で大丈夫?

ビューカードを利用したショッピングやキャッシングの返済を、現金で行うことができます。

③・Suicaへのチャージ

ビューカードを利用して、Suicaのチャージをすることができます。

「View」と提携した「ビューSuicaカード」もあります。これらのカードは、Suica機能付き提携カードの特典ポイント引き換えによるSuicaチャージをATMで行うことができます。

「ビューSuicaカード」によるオートチャージの設定取引も可能です。(この場合、あらかじめ適用残高の金額を設定する必要があります。)チャージだけではなく、更新や解約時のSuica部分の払い戻しを行うことも可能です。

これらの取引は、Suicaエリア外の端末でも利用できるようになっています。ただしシステム運営の都合上、ATMの稼働時間内であっても早朝や深夜の利用ができない場合があります。(原則として6時から23時までの運用です。)




3.ビューアルッテの注意点

ビューカードを持っている人にはとても便利な「ビューアルッテ」ですが、いくつかの注意点があります。

①・現在ではほとんど残っていないATMですが、「ビューキャッシュイン」ではビューカードでのキャッシング以外の利用をすることができません。

②・ビューアルッテでのビューカード決済によるSuicaチャージは、ビューSuicaだけではなく別のSuicaに対しても利用できます。

「りんかいSuica」や「モノレールSuica」も対象となっているので、是非利用してみてください。ただしSuica以外の交通系ICカードへのチャージをすることはできません。この辺りが少し紛らわしいので注意しましょう。

③・入場記録のある「ビューSuicaカード」は、改札外にあるビューアルッテではエラー扱いとなりチャージすることができません。一度退場(出場)することが求められます。

④・新しいタイプのATMが2013年以降増えていますが、ビューカード返済取引の時に硬貨の入金ができないようになっています。(お釣りに効果は出てくるのですが・・・)

⑤・どのATM機械も共通して、お釣りや出金に使われるお金は「1」のつく金種のみとなっています。したがって5円のお釣りの時は1円玉が5枚、5000円のお釣りの時は千円札が5枚出てきます。

⑥・入金にかかる現金の収納時間が少々長いことが難点です。1枚につき3秒程度の時間を要し、その後にやっとカードと明細表が出てきます。入金する札数によってはかなり時間がかかり、後ろの人を待たせてしまうこともあるので、事前準備を行ってから行った方が賢明です。

4.ビューアルッテの設置場所は?

JR東日本の駅構内や駅ビルに設置されています。駅によって改札外と改札内のどちらか一方または両方ともに設置されていて、統一はされていません。

上記に述べたように、改札外に設置してあるビューアルッテでは、その時の状況によってチャージができない場合があるので事前確認をしておきましょう。

駅以外では、新宿にある本社の3階や田端にある東京支社の2階にもATMが設置されています。

Suicaの交通利用範囲外でもビューアルッテでビューカードによるチャージができる駅は、青森駅・秋田駅・新青森駅・長野駅・八戸駅・盛岡駅・米沢駅・ガーラ湯沢駅 ・JR北海道の一部の駅など、北海道や東北に多く設置されています。

また、JR東日本沿線の一部のビックカメラの店舗や、名古屋市・福岡市の一部のビックカメラにも設置されています。JR東日本の子会社である紀伊国屋インターナショナルにも設置されています。




5.ビューアルッテの提携先は?

ビューアルッテの展開に合わせて、UCカードのキャッシュディスペンサー提携網に接続されるようになりました。

このことにより、UCカードと提携している信販クレジットカード会社が発行するカードのキャッシングが可能になったのです。

その後しばらくしてから、プロミスやオリックスなどUCと提携していない消費者金融事業各社が、東日本と直接提携をし同ATMでキャッシングが可能になりました。

一時は三菱東京UFJビザなど、銀行系クレジットカードとも提携していましたが、銀行法との兼ね合いで現在はキャッシングの取り扱いが終了しているものもあります。

6.ビューアルッテで提携銀行の預貯金を引き出す手数料は?

引き出し手数料として利用ごとに108円がかかります。また所定の時間帯以外の時間外手数料がかかる場合もあります。一部の金融機関では引き出し手数料が無料となる時間も存在します。

ゆうちょ銀行・きらぼし銀行・みずほ銀行・三井住友銀行・りそな銀行・埼玉りそな銀行・三菱UFJ銀行・山梨中央銀行・横浜銀行・千葉銀行・千葉興業銀行・常陽銀行・京葉銀行・東日本銀行・武蔵野銀行・住信SBIネット銀行・新生銀行・北海道銀行・荘内銀行・楽天銀行・イオン銀行・北都銀行・足利銀行・神奈川銀行・青森銀行など。

上記の銀行以外にも全国の信用金庫261金庫のうち227金庫と提携しています。信用組合も148組96組と提携中です。

全国の労働金庫の利用も24時間利用可能で、引き出し手数料が無料になっていますがカードローンは除きます。




7.ビューアルッテの残高照会方法

ビューアルッテの残高照会方法はどうなっているのでしょうか?

ビューアルッテのトップページ画面は、青い色で囲まれたビューカードのサービスと、緑の色で囲まれたキャッシュカードなどのサービスに分けられています。

ビューカードのサービスの中では、キャッシング利用可能残高を照会することができます。

キャッシュカードの利用画面をタップすると、預貯金の引き出しと残高照会の画面に移ります。各提携金融機関の取扱時間や手数料は、カードを挿入後に表示されるので安心してください。

ただし残高照会だけでは手数料がかかりません。駅構内でいつでも気軽に残高を確認することができるので、是非利用してみてはいかがでしょうか?

8.まとめ

鮮やかな水色が特徴の「ビューアルッテATM」は、ビューカードだけの専用機械ではありません!

もっと便利にビューアルッテATMを利用してみましょう。

参照元:駅のATM「VIEW ALTTE」|公式サイト